映画「ラスト・シャンハイ」
映画「ラスト・シャンハイ」原題:大上海 2012年中国・香港合作
監督・脚本→王晶
キャスト
周潤發(チョウ・ユンファ)→チェン・ダーチー(壮年期)役
黄暁明(ホァン・シャオミン)→チェン・ダーチー(青年期)役
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)→ホン・ショウティン役 フランス租界の巡捕 ダーチーのボス
袁泉(ユアン・チュアン)&馮文娟→イエ・ジーチウ役 ダーチーと同郷で初恋の相手
呉鎮宇(フランシス・ン)→マオ・ツァイ将軍役 ダーチーの命の恩人
袁莉(ユアン・リー)→ホン夫人役 ショウティンの妻
倉田保昭→西野少将役
高虎(ガオ・フー)→リン・ホァイ役 ダーチーの部下
莫小棋&童菲→アーバオ役 ダーチーの恋人
楊大鵬→小胖 役 ダーチーと同郷で部下
1930~40年代の中国・上海の激動の時代に、裏社会のトップに君臨しながらも、初恋の女性との別れと再会、そして戦争の渦に巻き込まれていきながらも命を懸けて敵と戦う一人の男の姿を壮絶に描いている。1930年代の上海裏社会に実在した杜月笙(ドゥ・ユエション)をモデルに制作したTVドラマからインスパイアされた本作品
1913年、江蘇州川沙。青果店で住み込みの仕事をしている青年チェン・ダーチー(ホァン・シャオミン)は、京劇学校の娘イエ・ジーチウと恋仲であったが、ある晩、トラブルに巻き込まれ人生が大きく変わってしまう。一旗あげるために上海へ向かったダーチーは、青幫の大ボス、ホン・ショウティン(サモ・ハン)の配下に入り、ホン夫人にも気に入られたことで、次第に大きな商売を任されるようになる。そしてホンのトラブルを解決したことで、ホンと義兄弟の盃を交わしたダーチーは、上海黒社会の顔役としてその名が知られることになる。
時は流れ1937年。中年となったダーチー(チョウ・ユンファ)は…(DVDより)
以下簡単に感想
黄暁明(ホァン・シャオミン)君と周潤發(チョウ・ユンファ)さんの共演なのに
何故だか 観そびれてしまっていたのですが、
たまには映画を観よう!と思ってレンタル店をうろうろしていたら
この作品が目に留まり ようやく観ました~(^^)/
監督は 王晶
私の観た彼の作品の多くが 全力でふざけている感じだったので、
一抹の不安もあり観始めましたが、
お話の邪魔にならない程度に王晶らしい遊びはありましたが、
真面目な作品に仕上がっていました。
(シーンをみて 元ネタがすぐにわかったのは「カサブランカ」かな )
特に驚くようなことはない かなりベタな内容なのですが、
「上海灘」という作品で時代を経て同じ役を演じた縁のある周潤發さんと黄暁明君の共演に
やはり無条件に興奮するところはあり
銃撃シーン 乱闘シーン 爆破シーンなどは かなり見ごたえがあったしで
心が震えるような感動は無かったものの
チャイナ・ノワールの世界を堪能できたので、かなりな満足感は得られました。
1930~40年代の中国・上海なので もちろん日本の軍人がでてきますので、
日本人として微妙な気分になるところがまったくないとは言いませんが
エンタメとして楽しめる作品なので
チャイナ・ノワールの世界に浸りたいな~と思った時にはぜひ どうぞ~!
以下 自分の為の画像メモ
by jiyong-xg | 2015-03-18 23:36 | 映画