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華ドラ「女たちの孫子英雄伝」全体の簡単な感想♪

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中国ドラマ「女たちの孫子英雄伝」原題:英雄 全38話
監督→アルバート・ライ
キャスト      画像付きのキャスト紹介はこちら→☆☆☆
鄭嘉穎(ケビン・チェン)→夫差 役 呉王
謝天華(マイケル・ツェー)→勾踐 役 越王
朱孝天(ケン・チュウ)→范蠡(はんれい)役 越の相国 師父は孫武
穎兒(インアル)→西施 役 呉王・夫差の元に献上される越の女性
張立昕→鄭旦 役 呉王・夫差の元に献上される越の女性
鄭強→伍子胥 役 呉の相国
王崗→文種 役 越の大夫
陳翔→展如 役 呉の将軍
呉岱凝→明月公主 役 越王の妹
馬赫遙→勾踐夫人 役 越王夫人
劉言語→霊姑浮 役 越の将軍
小魚兒→鄭寅 役 鄭旦の弟 越王・勾踐の衛士長
李思寧→姬姜夫人 役 呉王 夫人
陳顥文→伯嚭 役 呉の太宰
柴格→武雄 役 呉王・夫差の衛士
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春秋時代の中国 
呉と越が壮絶な戦いを繰り広げる中、越の美女<西施>が愛する男<范蠡>の策略で敵国の王<夫差>の元に送られる。范蠡を愛しながらも、心優しい夫差に魅かれていく西施。英雄たちによる戦いが勢いを増す中、西施ら女たちは哀しい運命の渦にその身を投じるのであった。(HPより)
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中国の春秋時代の呉と越の物語 
ざっくり簡単に説明すれば(ネタバレになるので一応隠します 読みたい方は反転してね)

<呉王・夫差は 先王(父・闔閭)の敵討ちの為に越に攻め込みます。
越王・勾践は降伏し、呉王夫差に服従することで生き残る道を選びます。
越王・勾践は、呉王夫差は従順に仕えるふりをし 陰で家臣と共に呉を弱体化させる策を弄し 屈辱の日々を耐えながら復讐の機会を待ちます。
月日が流れ 呉が本格的に弱体化してきたその時 越王は呉に反撃し勝利します 
呉王・夫差は自決し ついに呉は滅亡します>

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実にドラマチックで 悲しい呉越の物語が私は好きなんですね。
なので新しいものが日本に入ってくると必ず観ていて、
「争覇 越王に仕えた 男」「復讐の春秋 -臥薪嘗胆-」に「燃ゆる呉越」と今まで3本観てますが、
どれも視点が違って 毎回面白く視聴できます。
今回は「女たちの孫子英雄伝」という作品 
この邦題を見た時から 女たちの生き様をどんな風に描かれるかがとても楽しみでした。
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で 観終わりました!
正統派時代劇というよりは変化球な内容でした。
まず大きな特徴としては、武侠テイストで描かれていることです。
物語のキーパーソン・越王の参謀である范蠡(はんれい)が江湖(武芸者の世界)に身を置く設定なのです。しかもあの孫武が范蠡の師父です(笑)

アクションシーンももちろん武侠テイストでして
軽功術(軽々と高所まで飛べたりする術)だったり、クルクル回るワイヤーアクションあったりします。
なので重厚な正当派の歴史劇を求める人には この作品は不向きかもしれません。
でも観やすさはあるので これはこれで楽しめると思います。
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そして呉王・夫差が 善良で心優しく女性にも紳士的 というキャラ設定になっています。
悪く言えば 情にもろく騙されやすくて 女好き(笑)
≪呉王・夫差が善良で人がいい≫となると 范蠡(越王の参謀)と西施(中国四大美人の一人 呉王に献上されてしまう越の女性)との関係を含めて 今まで観た呉越ものとは感情の動きがちょっと違いまして 新鮮さを感じながら観ました。

正直言えば 序盤は少しの努力をもって視聴を続けましたが、
後半は面白かったです。観て良かったと思ってます。
一味違った春秋戦国時代の呉王・夫差と越王・勾踐の物語も時にはいいので
かなりお時間の方はどうぞ! って感じと思います。
沢山の命が散る悲しいむなしいお話ですので それは覚悟してみてね<(_ _)>

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呉王・夫差と越王・勾踐の物語に初めて挑戦する人には、
こういう変化球な作品が 最初でない方がいいかもしれませんね。
陳道明と胡軍の『復讐の春秋 -臥薪嘗胆-』をおススメします。
陳坤(チェンクン)が范蠡(越王の参謀)を演じた「争覇(そうは) 越王に仕えた男」
少し古い作品ですが 陳坤がカッコいいのでおススメです。
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この反転に気づいた方は 私のブログをよく見てくださる方でしょうね。
ちょっと毒吐きで感想を書きます。
このドラマ越王・勾踐と范蠡の関係が 突然始まるんですね。
越が危機陥ってから 范蠡は越王に仕えるので、基本的に深い絆がないのです。
越王がなぜ范蠡の言葉を信頼するのか?范蠡も 思わぬ方向に暴走する越王を支え続けるのか?
すべての行動の基盤となるところがグラグラして 彼らのその言動に 説得させられない感じがあって
このことがこの作品にめり込めなかった原因かもしれません。決して面白くないわけではないのですよ。
(あの伯嚭がいい人に見えるくらいの 越王の悪辣ぶりにも げんなりしましたしね)

秋戦国時代の呉王・夫差と越王・勾踐の物語 私としては 国を滅ぼしてしまう呉王・夫差ですが、
傲慢さの中に時に強い魅力的を感じる描き方が好きなので
このドラマの夫差は 善良で優しいけど 後悔ばかりで ふにゃふにゃしていて 物足りなかったです。

そして 西施 愛する范蠡の策により 敵国に献上されるのですから、范蠡に絶望したから 呉王・夫差の優しさに惹かれていくのは 納得なのですが、でもそれにしても ほぼ葛藤しない彼女には多少違和感はありました。もう少し葛藤してほしかったですよ それに祖国への思いもほぼないのも 何だかね…(^_^;)。

文種と伍子胥の忠義には心打たれました。特に伍子胥の自害のシーンは泣けました。

なんだか文句ばかりですが、 変化球が新鮮でこれはこれで楽しめました♪
でもこの題材は やはり正統派時代劇で描くほうが しっくりくると思ってしまいます。

by jiyong-xg | 2014-11-27 23:51 | 華ドラ あ~さ行