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「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」21話まで♪

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「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」原題「歩歩驚心」をようやく見始めました。

放送時の皆さんの盛り上がりは知っているので結構な期待をしてたんですが、
21話まで感想を書かなかったのは、
実を言うと12~13話あたりまで噂ほど面白いとは思っていなかったから…(汗)





「四人の義賊一枝梅」「織姫の祈り」「楊家将伝記 兄弟たちの乱世」「天使の約束 」など、
李国立(リー・クォックリー)氏が手がけた作品は結構見ていて、
私にとって彼の作品は、<平均点以上の面白さはあってハズレはないけどドハマリなし>な印象で、今回も12話くらいまでは同じかも~!!と思っていたんですよね
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            辮髪ドラマも見慣れてるし、
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こんなハスのCGもまだましな方と思ってしまい特に驚くこともないし…(画像縮小だと結構大丈夫かも)
 
そういえば華流タイムスリップドラマも3本目だし…


清朝に生きる若㬢本人と タイムスリップした張暁の間には年齢的ギャップがあるわけで、
中身大人な若㬢が 少し子供っぽくハシャギ過ぎてる姿に違和感があり それも気持ちが盛り上がらない原因だったかも
<清朝での生き方・生活の仕方を身に着けていくこと>を<天真爛漫な少女が大人に成長していくこと>と解釈して 無理無理納得させた私
その違和感も若㬢が皇宮に入ってからは、子供っぽいことはしなくなったので、なくなりましたけどね

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グダグダノレナイ理由を書きましたが、
とにかく私にとっては第八皇子が素敵に見えないのが一番の原因(八爺のファンの方すみません)
優しくてマメだけど どこか繊細さに欠ける彼が苦手
そんな彼に惹かれていく若㬢に気持ちがわからなくて…
八爺が兄弟たちや重臣たちから慕われていると思えるエピなど有ったら良かったように思います。
でもこれはそれぞれの皇子たちの人物像がパッと浮かばない日本人の私だから思うことなのかもしれませんね

実は馬の前に飛び出た若㬢にすぐ薬を買いに行った第四皇子には、最初からおお!と思っていたのですが、
八皇子の苦手意識が強すぎたこともあり気分がのらないままで…
第八皇子との別れを若曦が決めてくれて 
ラブシーンを見なくて済むと思うと気持ちが楽になったのか 面白くなってきたと感じました(笑)


第四皇子のプレゼント↓のチョイス
第八皇子は 若蘭((若㬢の姉)のために用意した品を若㬢に渡し 
しかもそれ(姉のために用意したこと)を告白してしまった時点で私的には アウト!でした。
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八が振られて、
若曦と第四皇子の関係が近づいて、2人のやり取りが深まりを持つようになってからは
実に妄想の羽が広がっていきました♪
こんな風に感じた理由を説明するためにちょっと横道にそれますね。
「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」を見てまず思ったのは
それは字幕が親切なこと 縦の字幕のことです。
韓ドラ見慣れてる人には当たり前の縦字幕ですが、
これほど親切な字幕は華ドラでは珍しい方だと思います。

人物が登場するたび名前をいちいち出してくれる事、
役職の説明
セリフで引用されている有名な人物や作品名などの説明の事です。
韓ドラみたいに親切な字幕だったら華ドラ時代劇ももっと見やすいのに!!
と常々思っていたほどです。

華ドラにハマるまで中国文学や歴史に興味が無かった私は、常識な事さえ知らないので、セリフの中にも知らない単語が多くて、それを調べながら見るのが結構大変で、でも今回は縦字幕があるから、調べやすいの!調べる時間が半分くらいで済むのが本当にありがたい。


「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」を見てもお分かりのように華ドラ時代劇って、
自分の気持ちを例えて話すことが多い。
独り言もあるし、相手がいる時もです。
つぶやいた詩に対する相手の反応で、相手の人となりをはかってることもあるんでしょう。
それで2人の中が親密になったりしていきます。
もちろん日本ドラマ韓ドラもそういう流れはあったりしますが、華ドラは断然多いと思います。

その元ネタについて調べないと主人公たちの言いたい事が分からない事も多いので、
視聴を中断して調べる事が多いのです。
縦字幕がなくても<これはたぶん有名な詩を引用して自分の気持ちを言ってるんだろう>事は、
なんとなく察しがつくのですが、その元ネタを探すが一苦労。
検索して作家名や作品名探し 作家の経歴や作品の内容も調べたりすると 結構時間がかかる。
面白いと思ったドラマは自然とガツガツ調べてしまいますが、
今回は親切な字幕のおかげで情報取集が時短できるのがほんとうにありがたいです。


「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」も引用されている戯曲や詩や人物などを調べて見ると かなり面白いのです。
人物の人となりや心境を考えるうえで助けになりますし、それにやり取りの中でもすごく効果的に使われていて、関係が近づいていくさまを趣深いものしている気がします。

気分がノリノリになってきて後悔してるのは、適当に見ていた前半部分
調べものもしたけれど 本気モードでなく適当な調べ方 
味わい尽くしていないの
きっと見落としてることがいっぱいなんだろうなぁ~と
やはり冒頭部分を見直そうかしら とも思ったりしています



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蒙古塞外遠征での宴席の後の事
若曦は湯顕祖の戯曲 「牡丹亭」一説をつぶやきます。

    咲き乱れた花園もいつか荒れ果ててしまう
    目の前に佳景が広がれどわが心に喜びはあらず

「牡丹亭」って何処かで聞いたことあるけど…と思って調べていくうちに
坂東玉三郎さんの舞台の記事をみつけ、そういえばそんな挑戦を玉三郎さんしたのを思い出し、
だから聞き覚えがあるんだ と納得しました。
記事を見つけるまで すっかり忘れてましたけど…(^_^;)

物語りは、
杜麗娘という美しい娘が、夢の中で柳夢梅という若者と恋に落ち、目覚めても相手を思い続け衰弱死してしまうが、、実は…というような現実と夢が交錯する物語。
このお話と「若㬢」の物語もリンクする部分あるのかしら?といろんな妄想が膨らむので、余計に楽しいです。


若㬢の↑このつぶやきは兄弟たちの未来をを想像してしまったからでしょうが、
「佳景」で思い出すのは、このシーン↓↓↓
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日本語字幕は「佳景」という同じ言葉なのでこのつぶやきを思い出してしまっていました。
日本語字幕は同じですが、本当の中国語のセリフをどうなのか?と思い調べてみると

蓮の池の八爺のつぶやきは「沉溺于旖旎风光,只会失了心智」
宴の後の若㬢のつぶやきは「原来姹紫嫣红开遍,似这般都付与断井颓垣。 良辰美景奈何天,赏心乐事谁家院」
日本語訳のように同じ単語ではありませんでした。


第四皇子のこんなこと↑いった意味 
最初は 佳景=若㬢 という意味合いもありかしら?とも思ったりしましたが、
旖旎の意味を辞書でひいてみると<柔和である たおやか しなやか 柔らか>なので
若㬢のイメージと違うし そうじゃないとも思えたりします。
そうなると 彼がこんな風に思ってしまう生き方が気になってしまいます。



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敏敏ちゃんが若曦に見えた第四皇子 やはり冷静には対処できてないよね(笑)




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女官として宮中で生きる悩みを何度となく第四皇子に話す若曦。時には八つ当たりもしてました。
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彼もさりげなく慰めたり、適格にアドバイスをしますよね。

「宮中の日々に疲れました。怯えて暮らすくらいなら、いっそ小さな屋敷にこもっていたい。皇宮より安全です。何か?」
「誰が本音を話せと?」
「私も女ですからウソくらいはつけます。もし慎ましい女がお好みなら演技しますよ。でも第四皇子は傷ついてでも本音を聞きたいのでは?」

自分の本音を見せた若曦の↑言葉に対して第四皇子が送ってきた文には、
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王維の「終南別業」
中歲頗好道,晚家南山垂
興來每獨往,勝事空自知
行到水窮處,坐看雲起時(行きては至る水極まる所 座して見る雲起こる時)
偶然值林叟,談笑無還期             (談笑し帰る時を失う)
の一節 
行到水窮處,坐看雲起時(行きては至る水極まる所 座して見る雲起こる時)と書かれてあります。
その時の悩みだったりを癒すような自分の心に沁みる言葉を人から送られるって、絶対感動するんですよ。悩んでる時に人から詩集を送られて感動したことがあるから若曦の気持ちは、すごく分かります。
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こんな感覚↑↑↑になる文章を送った第四皇子。
若曦は第四皇子に事を理解しあえる相手なのかもと感じたはずでしょう。

王維の人生や王維が「終南別業」を書いた時の境遇などを調べるとこれまたさらに面白いと思えてくる。
若曦の所を訪れる前にも第四皇子がこの詩の最後の句「談笑無還期(談笑し帰る時を失う)」とつぶやくのですが、この詩関する多数の解釈を読んでみると第四皇子の政への熱い思いも想像できたりもします。


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屈原の「離騒」もでてきましたね“朝木蘭の露を飲み夕秋菊の落英を食らう”
日本語訳でも読むのに嫌気がさすくらい長い長い詩です。
この一文だけ読むと確かに雅やかにも思えるのですが、訳詩を読んでみると印象は変わります。
第四皇子がこれを読み何を思ったのか考えるために、何度も読んでみようと思ってます。

独りで見ている寂しさはありますが、盛り上がりが去った後みる良さもあったりするので、寂しいなりに一人旅を楽しみたいと思います。



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by jiyong-xg | 2013-07-08 01:22 | 宮廷女官 若曦(ジャクギ)