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韓ドラ「女の香り」視聴終了しました。全体の簡単な感想

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「女の香り」 여인의 향기 2011年SBS 全16話(日本版全22話)
スタッフ
演出→パク・ヒョンギ 脚本→ノ・ジソル
キャスト
キム・ソナ→イ・ヨンジェ役 旅行会社ラインツアー手配チーム社員 
イ・ドンウク→カン・ジウク役 ラインツアー戦略企画本部本部長
オム・ギジュン→チェ・ウンソク役 腫瘍内科医師 ヨンジェの小学校の同級生
ソ・ヒョリム→イム・セギョン役ソジンカード経営戦略担当常務 ジウクの婚約者
イ・ジョンギル→カン・チョルマン役 ジウクの父 ラインツアーの会長
キム・ヘオク→キム・スンジョン役 ヨンジェの母
シン・ジス→ヤン・ヒジュ役 ヨンジェの入院先での同室の患者
サ・ヒョンジン→ユ・ヘウォン役 ヨンジェの親友で会社の同僚
キム・グァンギュ→ユン・ボンギル役 ラインツアー課長 タンゴの講師
シン・ジョングン→ノ・ソンシク役 ラインツアー旅行事業部部長 ヨンジェの上司
ナムグン・ウォン→イム・ジュンヒ役 ソジングループ会長 セギョンの父
あらすじ
大手旅行会社ラインツアーの平社員ヨンジェは34歳でいまだ独身の平凡な女性。上司から邪険にされながらも、不満も言わず懸命に働いている。ある日、衝突事故に遭い、病院で検査を受けるが、そこで末期胆のうガンを宣告されてしまう。さらに、ガイドを担当したVIP客の指輪が紛失する事件が起き、犯人扱いされるはめに。ひどい屈辱に憤慨したヨンジェは辞表を叩きつけ、貯金をはたいて人生最後のバカンスを満喫するため沖縄へ旅立つ。そこには、ラインツアーの御曹司でヨンジェが一目惚れしていたジウクも訪れていた。(HPより)


韓国ドラマ「女の香り」最終回まで視聴終了しました♪

余命を告げられたヒロインの物語なので
心にズキッとくるセリフもたくさんあって、
人との出会いやかかわりの中で少しずつ変化していく登場人物たちの姿もステキだったし、
役者さんたちの演技は本当に申し分ないし
よい作品・見て損はない作品だと思います
だけど… 

以下多少ネタバレで簡単な感想






私はいまひとつ感情移入はできなかった。
ボロボロと涙を流すという事はなかったです。
余命を告げられたヒロインの姿を通して、
前向きに生きていく大切さとか、やさしい気持ちとか確かに感じはしたけど
韓国ドラマのラブストーリーの定番な設定や夢物語のような展開にすこし違和感を感じてしまいました。
う~ん…なんといいますか…
そう!せめて恋の相手が真っ赤な高級車を乗り回すような御曹司じゃなければね…。と思ってしまいました。
ヒロインの運命に悲しさを感じつつも、
現実はもっと過酷で 理不尽なものなのに…と思ってしまったんですよね。あの赤いスポーツカーのせいで。

ヨンジェと病院で同室だったのガン患者のヒジュ
彼女の物語の方がずっと心に響いてきました。
彼女の姿の方がずっとメッセージを感じました。

ヒロインのヨンジェの小学校の同級生で主治医のウンソク。
ウンソクを演じたオム・ギジュンssiが本当に本当に良くて♪
彼の存在感で☆3↑だった評価を☆4↓に変えました。



ちなみに最後は重さの少ない終わり方です。

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ラストについてちょっとひと言

「病気じゃなかったら今より幸せだった?」
「臆病もので何も言えないクルクルパーマのヨンジェのままだったら…ジウクさんに近づけなかった 母さんを再婚させようとも思わなかったわ 旅行も行かず毎日ビクビクして生きていたと思う いつも幸せを夢見るだけで終わり でも…今私はものすごく幸せよ」
「私達明日は何をしようか?」
「明日は…そうだな何をしようか」

「病気じゃなかったら今より幸せだった?」ってセリフを健康なジウクが言うのがなんだか嫌だったのです。
それに「…今私ものすごく幸せよ」ってヨンジェの言葉も…。
互いを思いやっての言葉だし、このラストシーンが言いたいことも十分に分かりますが、
でも納得できない気持ちにもなってしまいました。
愛する人がいて幸せでも死の恐怖はあるだろうし、
新薬を使うような覚悟のいる治療 過酷な現実を前にすると、
やっぱり健康であることはすごく幸せなことと実感もしてるだろうし…
病気や死を扱うって物語ってホント難しい…
辛い現実の中にいる人にとっては、棘をもったドラマかもしれないと思ったりします。

by jiyong-xg | 2012-08-12 01:13 | 韓ドラ あ~さ行