人気ブログランキング |

「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡視聴終了♪③

「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡95話最終回まで視聴終了♪
文字数制限の為①~⑥に分けてあります。7部の感想は⑥に書いてあります
以下自分のメモ的なもの(90話91話)ネタバレしてます。
a0198131_21495782.jpg





90話

蜀の全軍を漢中への撤退を命ずる諸葛亮
策略かと問う魏延
諸葛亮「本当に撤退するのだ 1つにこの体ではこれ以上戦を続けられぬ もう1つには雨季が間近だ 道がぬかるむと兵糧の運搬が難しくなる 粘った挙げ句に引き揚げるより今撤退したほうがよい」
魏延「落とした城はいかに」
諸葛亮「もはや必要ない すべて放棄せよ」
魏延「陳倉もですか?」
諸葛亮「大軍がなければ糧道もいらぬ」中略
諸葛亮「王平よ そなたは2万の軍を率い陳倉の入り口に伏して留まれ 曹真の追撃を阻み3日後に撤退しろ」



曹爽「父上昨日遅く南の各城で激しい炎が上がり 今朝行ってみると蜀軍が祁山沿いに漢中へ退却していました 」
曹真「何が起きた?」
曹爽「それを探る為に十里ほど追走して、蜀兵を捕らえました 問いただしたところ諸葛亮が危篤だとか」
曹真「真か?」
頷く曹爽
曹真「諸葛亮が危篤か 仲達よ 諸葛亮の病は本当だと思うか?蜀軍は本当に撤退したのか それとも何かの計略か?」
司馬懿「それは…」
曹爽「父上 重要なのは病の真偽ではなく 撤退が我々を引き寄せる罠か否かです」
司馬懿「曹爽将軍はどちらだとお思いですか?」
曹爽「やつは慎重な男 真の撤退なら陳倉道に伏兵を置き大軍を先に退かせるはず 追撃する前に陳倉道に行き竃の跡の数を数えれば分かります」
司馬懿「その理由は?」
曹爽「竃は10人で1つ使うもの 竃が1千個なら服兵は1万となります 竃がないか少なければ伏兵はおりません 難なく陳倉を奪えます」
司馬懿「兵略に通じておられる すべて的を射た読みで敬服いたしました」中略
曹真「命を下す 曹爽は先鋒 郭淮は跡詰め 私は中軍を率いて隴西の各城を奪い返す」


漢中 丞相府
王平が戻ってきた
魏延「敵軍を率いていたのは郭淮か?」
王平「いいえ曹真の息子曹爽でした」
魏延「やつが? 苦労知らずの青二才が戦を?」
王平「曹爽は非常に狡猾です 弓兵がおらねば退路を断たれるところでした」
魏延「丞相の伏兵の策を読んだなら相当の切れ者だ」
王平「確かに」
琴の音が聞えた王平「丞相は回復を?」
魏延「治られたのではない 私は知っていたぞ 仮病だったのだ」
諸葛亮は琴を弾いている
王平「拝謁いたします」
魏延「丞相に拝謁を」
諸葛亮「報告を聞こう」
王平「申し上げます 5千の兵を失ってしまいました」
諸葛亮「魏軍の状況は?」
王平「先鋒はすでに陳倉城へ入城 武都・陰平・下関などの城も次々と奪われました」
魏延「丞相 他の城はともかく陳倉だけは守らねば 我が軍の糧道の要です 丞相も撤退は本意ではなかったはず 陳倉にまで敵を進軍させるのは代償が大きすぎます」
諸葛亮「そなたは 陳倉が惜しいのか?苛立つな そなたから借りたことにしてすぐ返すと申せば満足か」
魏延「失言でした お許しください」
諸葛亮「かけよ 兵糧を祁山の本営に移すように命じたのは標高が高いからだ 誤算だったのは今年は雨季が7日ほど遅いことだ だが遅れた年は降れば大雨となる 窪地である陳倉の浸水は深さ数尺にも及ぶ 兵糧や武器は水に浸かり最強を誇る西涼の騎兵も力をそがれる 魏延よ 戦機を掴むには天意を見よ 天を味方につければ必ず勝てる」


陳倉奪い返し城の入った魏軍
司馬昭「本気で曹真を称える上奏文を?」
司馬懿「そのつもりで引き受けた」
司馬昭「ご自身を辱めることになり百官も騒ぎたてます」
司馬懿「なぜそう思う?」
司馬昭「父上が破れ 曹真に変わった途端勝利したのです これをみて陛下や百官はどう思われるでしょう?」
司馬懿「こう思うだろうな “司馬懿は鷹や狼ではない それほど悪辣ではなかった 度量が大きく人の言をよく聞き入れる男だ 曹真との過去を水に流し気持ちをいつにして国難に臨んでいる”と」
司馬昭「冗談を言っている場合ではありません」
司馬懿「至って真面目だ 陛下は必ずそう考える そして上奏文が届いた後すぐ曹真の敗戦の知らせが来ればこう思われるはずだ “司馬懿からの賞賛の上奏文が届いた矢先に敗北するとは…実は無能だったか”と」
司馬昭「曹真が敗北すると?そんな兆しはありません 父上」
司馬懿「よく言うであろう“禍福は糾える縄のごとし”いわば時の運だ 」
司馬昭「もったいを付けずに教えてください」
司馬懿「自分で考えよ」


司馬昭「父上実は分かっております」
司馬懿「どうかな」
司馬昭「本当です」
司馬懿「申してみよ」
司馬昭「諸葛亮が陳倉を残したのは曹真を魏延を駐屯させるのが狙いです。陳倉は窪地のため数日で大雨で浸水 そうなれば兵糧にはカビが生え武器は錆びます 雨が止んで攻撃を受ければ大敗を つまり諸葛亮からすれば 陳倉に的を絞れば曹真を捕らえられます」


司馬昭と郭淮「大都督」
司馬懿「昭よ 副都督に伝えろ私の命だといって将兵を十分休ませよ 諸葛亮も攻めてこぬゆえ兵士たちに山ほど酒と肉を与えよ」
司馬昭「承知しました」
司馬懿「郭淮よ」
郭淮「はい」
司馬懿「先日私が上奏文を書いた 今回はそなたが書いてくれ」
郭淮「いかがな内容に致しますか?」
司馬懿「こう書くのだ “大都督 曹真は司馬懿の諫言を聞かず進軍し 敗北を喫して陳倉城をなどを放棄 その上大都督・曹真は陛下から賜った朝福をすて 助かる為蜀軍の兵士の姿に 独り逃げていた曹真を司馬懿が命がけでお助けになった 全軍は統率者を欠き士気が乱れている”と 郭淮よ」
郭淮「はい」
司馬懿「言いすぎか?」
郭淮「すべて事実でございます 大都督、上奏文は全将軍の連盟で書かせて頂きます」

「司馬懿を大司馬 及び車騎大将軍に任ず また平西大都督とし全軍の統帥権を与える」
「曹真は軍を失い国を辱め許しがたい罪を犯した しかし死んだ者に罪を加えることはせぬ 息子の曹爽は父の棺を長安まで無事送り届け先祖の墓に埋葬するよう命ずる」

西暦231年祁山の戦い
諸葛亮「仲達 息災であるようだな」
司馬懿「それなりだ」
諸葛亮「私のおかげで大都督に復帰できたとか」地面に座る司馬懿
司馬懿「孔明よ そなたは元々南陽の一農夫 天命も大勢も分かっておらぬ 自分の国だけ守っておればよいものを なぜ幾度も天に逆らい進軍する? まさか主の阿斗より愚かではあるまい?」
諸葛亮「私は先帝のご遺志をを受け逆賊を打つ事に命を賭している 仲達よ 祖先が漢臣として禄を食みながら恩に報いず賊を助ければ天罰が下るぞ 私が羽扇をひと振りすればそなたらなど消し飛ぶ」
司馬懿「匹夫が大きな口を 孔明よ 私の話を聞け そなたも私ももう50過ぎだ 余命もそう長くない 戦をして死ぬよりは互いに軍を退いて天寿を全うしたほうがよい」
諸葛亮「私にはかなわぬと認めたか? それならば我が軍へ降ってくれよい 御車を与える成都のご主君の元へ参ろう」
司馬懿「匹夫の分際で生意気にも言葉巧みに策を弄してくる よいか我が魏の領土は蜀漢の3倍 天意に逆らい魏を討つなど未来永劫叶うことのない夢だ」
諸葛亮「戦は避けられぬようだな」
司馬懿「兵 将軍 陣法いずれをもって争おうとも一向に構わぬ(そなたには勝つ)」
諸葛亮「よかろう 陣を布いてみよ 布陣が完成するまで待ってやろう」
諸葛亮<さすが司馬懿だ 陣法にも通じている>
司馬懿「この陣がわかるか?」
諸葛亮「何を当然のことを? 私でなく 我が軍の将でも布陣できる 「混元一気の陣」であろう?」
司馬懿「そなたも陣を布け 陣が完成するまで待ってやるぞ」
諸葛亮「よかろう」

91話
西暦231年祁山の戦い
諸葛亮「この陣が分かるか?」
司馬懿「奇問八卦の陣だ 9つの時から知っておる」
諸葛亮「ならばこの陣を破れるだろう」
司馬懿「知っているから当然だ」
諸葛亮「よかろう そなたが攻撃して破れたならば私は漢中に戻り二度と来ぬ」
司馬懿「誠か?」
諸葛亮「天に誓おう 三軍に誓ってもいい“君子の一言 駟馬も追い難し”」 
陣に戻る諸葛亮と司馬懿
司馬懿の命で八卦の陣に突入する戴陵・張虎・楽綝

司馬昭「すべての陣門が閉ざされ戴陵たちがでられません」

兵「よく聞け 丞相より贈り物だ 司馬仲達に3頭の黒豚をやる 味わうがよい」
戴陵・張虎・楽綝の3人だった
戴陵・張虎・楽綝「大都督」
司馬懿「どうしたのだ」
戴陵・張虎・楽綝「生門より休門に向かいましたが、まったく門が見当たらず 大都督にお引取り願えと諸葛亮が伝言を“もう一度兵法を学び直し3年後雌雄を決しよう”と」
司馬懿「下がれ」「はい」
司馬懿「命を下す 全軍 蜀軍に突入せよ 諸葛亮の四輪車を狙え」
司馬昭「父上お持ちを 総攻撃を誘っているのです」
司馬懿「恐ろるるに足らぬ 郭淮に命ず大旗を掲げ攻撃だ 司馬昭を生け捕りにせよ」
兵「突撃!」

王平(字 子均)「司馬懿の旗は東南に逃げております」
姜維(字 伯約)「私に2万の兵馬を 勝ちに乗じて追撃致します」
諸葛亮「よそう」
姜維「なぜです?」
諸葛亮「もう司馬懿は彼方に逃げた 第2に我が軍の兵糧が尽きた 追撃すべきではない」
王平「それは誠ですか そんな話は初耳です」
諸葛亮「士気が落ちるので隠していた 兵糧は10日前に届くはずだったが、何があったのかいまだに送られてこない」

司馬懿「進軍は軽率だった」
司馬昭「幸い蜀は追撃してきません」
司馬懿「孔明は伏兵に長けているゆえに我らの伏兵を恐れたのだ 命を下す 三軍とも五十里後退して砦に入る 命令なくして出陣はならぬ」
司馬昭「御意」


諸葛亮「この者を引き出し棒で80回叩け」
苟安「お許しください 私は李厳の甥です お目こぼしを」
姜維「丞相 兵糧は何より大事なものです 苟安はそれを遅らせ我が軍の好機をつぶしたのですぞ とても許すわけには…」
諸葛亮「苟安は李厳の腹心だ あの者を殺せば李厳は私を恨むだろう さらに心配なのは今後兵糧を運ぼうという者がいなくなる」


帰り道で魏に捕まった苟安
苟安が蜀の李厳の甥としった司馬懿
司馬懿「そちに機会を与えよう 成功すれば長安でそなたを魏の朝廷の尚書にしてやる」
苟安「どうか何なりとお申し付けください」


帰国した苟安はおじ・李厳(字 正方)に密書を偶然手に入れたと手渡す。
李厳「司馬懿が魏の皇帝に送った信書だぞ」
李豊(字 安国)「父上 どういうことです?」
李厳「読んでみよ」密書を息子に手渡す李厳
李厳「諸葛亮が司馬懿から金を受け取り密約を交わしたようだ 渭水を境に互いに侵犯せぬと約束した 
苟安!こんな密書をどうやって手に入れた?」
苟安「隴関の酒場で魏の役人たちが酒を飲んでいたんです 部下に始末させると1人から密書を…」
李厳「そちの功績は陛下にお伝えする 密書のことは誰にも漏らすな」
苟安「分かりました」
李厳「帰ってよい」
李厳「豊よ 馬の用意だ 成都宮に参る」
李豊「これは司馬懿が仕掛けた離間の計では? 数年前に丞相が同じ計を用い司馬懿を朝廷から放逐させました。」
李厳「かもしれん だが、たとえそうでも先帝は私にご遺志を託された 国の危機は見過ごせぬ」
李豊「父上 父上 お待ちを 諸葛亮を倒せば朝廷は乱れ蜀は終わりです」
李厳「豊 何を慌てておる? これで諸葛亮が廃されようとも蜀にはこの私がいる 私とて諸葛亮に劣りはせぬぞ」


劉禅「李厳よ 朕はどうすれば?」
李厳「すぐに諸葛亮をお呼び戻しに さすれば私が尋問致します」
李厳「戻らなければ?」
李厳「それは諸葛亮に異心ありということです」

呉の侵攻されたので戻れと劉禅からに文
諸葛亮「呉の侵攻は偽りで陛下は私に戻って欲しいのだ」
姜維「どうされます?」
諸葛亮「戻ってお会いする」
姜維「丞相 我が軍は兵糧も補充 戦でも優位に立っています 一方 司馬懿は敗れ二百里後方に退却 今丞相泣く場九仞の功を欠きます」
諸葛亮「分かっておる これは十中八九司馬懿の計略だろう かつて私の離間の計に陥ったゆえ、こたびはその仕返しを企んだのだ」
姜維「“将 外に在れば君命を受けざるところ有り”と」
諸葛亮「いいや 私の地位は将軍とは違う もし戻らなければ不忠と見なされ 御旨に逆らったと陰口を叩く者がでる 司馬懿の目的は我らに内乱を起こさせ撤退させること こうしよう 魏延と王平に軍を任せ各陣は動かず撤退もしない そなたは私と成都にもどる」
姜維「随行する兵の数は?」
諸葛亮「兵など要らぬ 何かあると思うのか?50人で十分だ」



李厳「陛下と諸葛亮は父と子にも似た関係 それなのに司馬懿と通じ国を奪うのですぞ 曹操は天子を傀儡に今の諸葛亮はあの曹操と同じです」
諸葛亮「李厳殿は私を曹操と申すのか?それは確かだ あの曹操も丞相 私も丞相ですからな 私と曹操とを比べるのは構わぬが断じて同じではない 私は忠臣だが曹操は奸臣だった まさに正反対だ」
劉禅「丞相戻ったか」
諸葛亮「臣 諸葛亮が陛下に拝謁致します」
劉禅「面を上げよ」
諸葛亮「陛下 北伐軍は連戦連勝です 司馬懿の軍勢は力尽き我が軍は長安を攻めんとしておりました そんな時に何ゆえ呼び戻されたのです?」
劉禅「しばらく会わなかったにでそちに会って話をしたくて…」
諸葛亮「陛下ご存じですか?30万の大軍が祁山を出るには極めて危険で兵糧も使います 前線では兵たちが敵城を攻め多くの血が流れ犠牲も出ています」
李厳「陛下包み隠さず話されては?陛下は天子臣下を恐れるとは」
諸葛亮「どういう意味だ?私に咎があるならしかとご明言を」
劉禅「相父 この書状を読んでみてくれ」
諸葛亮「司馬懿が書いた密書ですな 見事な字に見事な文章 見事な計略です 陛下はこれをお信じになるので?」
劉禅「朕は…信じたくないが…」
李厳「諸葛亮 陛下は信じておらぬ それゆえに呼び戻してお尋ねなのだ 陛下にご報告された方がよいのではないか?密書に書かれた協議があったにか否か」
諸葛亮「この密書の入手方法は?」
李厳「都尉の苟安が魏の使いから取り上げたそうだ」
諸葛亮「その魏の使いは?」
李厳「抵抗したので苟安の部下が始末した」
諸葛亮「では苟安は?」
劉禅「そちは苟安は戻ったと言うがなぜ姿を見せぬ?」
李厳「こちらに来るように命じたのですがまだ姿を見せませぬ」
諸葛亮「今頃は成都を逃げ出しているでしょうな 姜維状況をご報告申し上げよ」
姜維「承知しました 苟安は兵糧を15日も遅らせました 本来なら斬首すべきところを丞相が恩情を与え棒叩き80回の計に それに根に持った苟安は戻る道中で魏軍に捕まり、随行の兵もほとんど殺され2人だけが数日して祁山の陣営に戻りました その2人が外におりますゆえ直接お聞きくださいませ 魏の密書の話は偽りにございまず」
諸葛亮「陛下 苟安は司馬懿に帰順し密書を成都に届けて離間の計を謀ったのです 浅はかな計になぜ気づかれないのです?」
劉禅「朕は李厳の言葉を信じて…すまなかった」
李厳「陛下 姜維の話を信じられ苟安が嘘を申したとお思いですか?」
姜維「2人の証人の兵は外にいるが苟安はどこだ?」
李厳「何を言おうと密書はここにある 陛下ご下命を 諸葛亮を罷免してお調べください」
李豊「陛下 お話が」
李厳「豊よ 陛下の御前で出しゃばるな」
李豊「陛下 丞相は稀にみる忠臣にございます」
劉禅「続けよ」
李豊「苟安が密書を届けに来た時 私は司馬懿の計と疑い父に諫言しました 聞いてもらえない為やむなく人をやり 事の次第を丞相にご報告しました 丞相は大軍をかかえており異心あらば奸臣追放を名目に成都を落とすことも可能でした ですがそうはなさらずたった50騎で戻られたのです」
息子を殴る李厳「よくも…親を裏切るか!」
劉禅「李厳裏切り者はお前の方だ」
諸葛亮に歩み寄る劉禅「相父 そちの忠心は明らかだ 疑ってすまなかった」
諸葛亮「私は構いません ただ前線で兵たちが命を懸けて戦った成果が私の不在で無となってしまいました
それが惜しまれます」
劉禅「すべては李厳が悪い だれか李厳を捕らえ重刑に処せ」
李厳「触るな!己で歩いていく」
李豊「父上 私は父上の過ちを見すごせなかったのです」
李豊「丞相 父に罪は有りますが命だけはお許しください」


牢にいる李厳に会いにきた諸葛亮
諸葛亮「李厳殿 どうぞ」
李厳「これは別れの杯か?李厳」
諸葛亮「そうではなく心を交わす杯です」
李厳「どういう意味だ?」
諸葛亮「我らは白帝城で先帝のご遺志を託された ご自身の夢を私とそなたに あれ以来お互い忙しくこのようなことになってしまった」
李厳「つまりこうだ そなたが勝ち 私が負けた 私には死しかない」
諸葛亮「正方よ 私に何の恨みが?」
李厳「そなたに恨みなどない ただ国を挙げての北伐に反対なだけだ 私は長年蜀に仕え国力の限度を知っている だがそなたは魏を討つと言い張る 兵も民も疲弊して不安が渦巻いている このまま行けば蜀は血を絞り取られると思ったのだ」
諸葛亮「北伐以来 蜀の民は確かに重い代償を払っており 私も心苦しい これまで蜀は険しい地形に守られ漢の正統ゆえにこの地を支配してこられた だが永久に続くわけではない 先帝はよくご存じゆえ漢賊の成敗を誓われ私も先帝の遺志を継ぎ北伐を決意したのだ なぜその理が分からぬ? 正方よ蜀が魏を討たねば魏に討たれる 天が味方すれば中原を手に入れられる だが片隅のに縮こまって攻めに出ようとしなければ、いつか蜀は滅びるぞ」
李厳「いいや それには同意できぬ」


李豊「丞相 思いもかけませんでした 父の命を救っていただいたうえに 私を登用されるとは…」
諸葛亮「李豊よ そなたを推挙したのは、北伐軍用の兵糧を調達できると見込んでのこと情ではないぞ」
李豊「丞相のお気持ち肝に銘じます」
諸葛亮「父上は出立を?」
李豊「郷里の梓潼に向かいました 丞相 妙なのです 塞ぎがちだった父が庶民に降格されてから身も心も軽やかに 出発の時は嬉しそうでした」
諸葛亮「正直に申せばそなたの父が羨ましい 私も南陽に帰って山中で余生を送りたい 言っても仕方ないがな」

by jiyong-xg | 2011-11-02 21:51 | 三国志Three Kingdoms