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「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡視聴終了♪②

「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡95話最終回まで視聴終了♪
文字数制限の為①~⑥に分けてあります。7部の感想は⑥に書いてあります
以下自分のメモ的なもの(87話~89話) ネタバレしてます。
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87話
西城 
城門を開け 琴を弾く諸葛亮
司馬昭「空城のようです」
司馬懿「伝令せよ 全軍速やかに撤退だ」
司馬昭「兵糧も奪わずにですか?」
司馬懿「諸葛亮は伏兵を置いておる」
司馬昭「小城ゆえ わずかです 私に攻撃のご命令を」
司馬懿「城内は少数でも 城外の山中はどうだ?諸葛亮は抜け目ない男 ここで引かねば山中の兵に襲われる
早く引き上げるのだ」

姜維「丞相 司馬懿が撤退を」
琴の弦が切れる
諸葛亮「天は我を助け給うた」
姜維「琴を弾いただけでなぜ司馬懿は退いたのですか?」
諸葛亮「やつは私の慎重さを知っておる 城の4門が開かれ私が独り琴を弾く様子を見て、城内に伏兵がいると思い込んだのだ」
姜維「なんと琴の音に動揺があれば攻め込まれていたのですね」
諸葛亮「私と司馬懿とはまさに知友のようだ 」
姜維「何と?」
諸葛亮「私が司馬懿なら軍を完全には撤退させぬ 長居は無用だ 輜重や兵糧を集めここを発つ


司馬昭「西城には数千の兵しかいなかったと 謀られたのです」
司馬懿「あそこにいたのは諸葛亮と数千の兵か」
司馬昭「我が軍が撤退後、慌てて退却したそうです」
司馬懿「諸葛亮は神のごとき策略家だ わしはやつにかなわぬ」
司馬昭「あれは天命で 仕方ありません」
司馬懿「その天命が悔しいのだ なぜ天は私を助けぬ?」


趙雲「丞相 戻りました」
諸葛亮「子竜 怪我を?」
趙雲「すべて魏兵の血です」
鄧芝(とうし)「子竜将軍は軍の撤退を私に託して、ご自身は敵将3人を斬り追撃を阻止されました
丞相 我が軍は兵も武器もまったく失っておりません」
諸葛亮「子竜 礼を言う」
趙雲「丞相」
諸葛亮「そなたに金500と絹1万を褒美として与える」
趙雲「軍が勝っておらぬのに恩賞など受け取れませぬ ここで私が恩賞を頂けば賞罰が明らかになりません 金銀 絹は蔵に収め別の機会にお使いください 」
諸葛亮「先帝はそなたのことを忠勇の士と賞賛されていた しかし今の答え忠勇であるだけでなく志も天を突くほど気高い」




王平(字 子均)「拝謁致します」
諸葛亮「王平よ そなたは用心深い男だ ゆえに馬謖を助けよと命じたのだ なのになぜ陣を布く場所を諌めなかった?」
王平「丞相 私は五叉路に砦を築くよう再三諫言しました しかし参軍は応じず魏軍に山を囲まれる結果に 私も十数回応戦しましたが、兵が少なくかないませんでした どうかお許しください」
諸葛亮「下がれ 馬謖を呼べ」
馬謖「丞相」
諸葛亮「幼常よ そなたは幼き頃より兵法を読み込んでいた また私は出陣前に街亭は要所だと何度も戒めたはずだ だがそなたは己を過信して功を焦り 王平の諫言も聞かずその結果街亭を失った それゆえ軍は全滅の危機に陥ったのだぞ どんな罪となるか自分で申してみよ」
馬謖「街亭を失ったのはすべて私の責任です 軍令状を記した以上軍法に従います」
趙雲「丞相 馬謖は命に背きましたが先帝と丞相に20余年仕えた旧臣です その功は高く死罪は厳しすぎます 馬謖に罪を贖う機会を」
王平「丞相 許してはなりません 数十万の兵を束ねるには賞罰の明確さが肝要 言は必ず守るもの もしここで軍令状を破れば誰も軍令に従わなくなります 丞相 馬謖を許しては軍律が保てません」
魏延「天下の平定はまだ先のこと蜀には策略の士が必要です 馬謖は勤勉で兵法にも通じています 街亭でも敗北は多勢に無勢だったため 」
一同「どうかご恩情ある計らいを」
馬謖「私は戦死した2万の兵に顔向けが出来ません 本当に愚かでした 先生の訓戒を軽んじ責任を全うできず 街亭を失うという失態を 1万回死んでも償いきれる罪ではありません 軍法にのっとって私を処刑にし軍規を正してください」
諸葛亮「連れて行け 牛の刻に処刑せよ」
一同「丞相 お許しを」
馬謖「感謝します 育てて頂いたご恩には必ずや来世で報います」

魏延「幼常 待て 幼常これを飲んでいけ」酒を渡す魏延
一気に飲み干す馬謖
馬謖「感謝致す この馬謖生きて討伐に加わることは叶いませんが、自分の死が蜀の将兵の力となり勝ち進ませるなら本望 将軍らは北伐で功を立て大業を成してください その時は私もあの世で共に喜びます」
諸葛亮のいる方を向く馬謖「丞相 お暇を頂きます」
魏延「斬れ!」

諸葛亮の上奏文「臣 凡才にして軍律を守ることあたわず 事に臨みておそれ街亭を失うに至る その咎はみな臣にあり もはや大任に値ぜず 人を知らず 事に暗く罪を逃れが免れがたし 臣の職を解き皇威を示さんことを 臣地に跪き伏して命を待つ」


琴を弾く司馬懿
静姝「旦那様 羹です」
司馬昭「父上 外は虎賁軍に囲まれています これは軟禁ですぞ」
司馬懿「静姝よ まだ羹があれば昭にもくれ」
司馬昭「要りません 陛下の仕打ちはひどすぎます ご存知ですか?蜀では敗れた諸葛亮に対し劉禅は官位を奪うのみ 軍政は任せたまま 一方父上は凱旋したはずが恩賞もない上に監禁ですぞ」
司馬懿「西城で諸葛亮を取り逃がした私が悪いのだ」
司馬昭「曹真は軍を失い国を辱めたのに大将軍のまま 曹休は隴西3郡と数十万の兵を失っても無罪 しかも揚州の大都督に 父上の過ちなど小さなものですぞ 陛下は変です」
司馬懿「黙れ」
司馬昭「暗愚の陛下に奸臣だらけの朝廷 この状況に甘んじていれば、のたれ死にするだけです」
司馬昭を殴り飛ばす司馬懿
司馬懿「恥さらしめ よいか それ以上言えば陛下に引き渡す」
司馬昭「父上初めて私を叩きましたね」
司馬昭を起こそうとする静姝「昭様」
静姝を振り払う司馬昭「放せ!」
倒れる静姝
司馬懿「静姝大丈夫か?怪我は?痛かったか?」
静姝「私などより旦那様の方が深い傷を 昭様に申し上げます この3日だんな様は籠もられたきりで、やっと今日羹を所望されたのです」
静姝を立たせる司馬懿
司馬懿「“禍福は糾える縄のごとし”いわば時の運だ この世に生まれて50年私は長い人生の中であらゆる苦しみに耐えてきた 今度も耐えられる 耐えるのだ!また朝廷が我らを求める日がくる」
部屋の扉を閉める司馬懿

その日はすぐにやってきた 呉の鄱陽太守・周魴が仕掛けた偽降の計に陥った曹休が石亭で陸遜に大敗を喫しまもなくこの世を去ったのだ

釣りをする司馬懿
司馬懿「話があるならさっさと言え」
司馬昭「雍涼に赴任する命を病を理由に断ったというのは誠ですか?」
司馬懿「そうだ」
司馬昭「なぜです?」
司馬懿「まだ時期ではない それに雍涼の件には裏がある」
司馬昭「何ですか?」
司馬懿「陛下は私を大都督にし同時に曹真を大将軍にするつもりだった 私の上に曹真が付くということだ 諸葛亮には父上を 父上には曹真をあてがえば 勝てば功は曹真のもの 負ければ父上のせいに?」
司馬懿「分かればよい もう話は終わりだ」


88話
諸葛亮 後・出師表
<先帝は漢と賊とは両立せず 王業は偏安せざるを慮り 臣に賊を討つことを託す 先帝の明を以て 臣の才を鑑み 臣のが曹魏を伐つに敵の強きを知れり しかれども伐たざれば 王業は滅びぬ 坐して滅ぶよりこれを伐つにしかず 臣、命を受け今に至り寝食ともに安からず 北征にはまず南征 故に五月 濾(ろ)を渡り 不毛の地に入り 後方を安んず 臣、惜しまざるに非ず 王業の蜀中に偏全すべからざるを知り 必ずや先帝の遺志を奉じ 北伐の大挙を図らん>

姜維「丞相 子竜将軍が亡くなりました」
諸葛亮「まさか 何を言うのだ?」
姜維「半時ほど前 子竜将軍がご自宅で亡くなられました」
諸葛亮「天よ 私は片腕をなくした 今や先帝の五虎大将軍は皆命を落としてしまった 亡くなる前子竜は何か言い残したか?」
姜維「趙将軍は亡くなる前何も残していません ただ3度大声で叫びました」
諸葛亮「何と言った?」
姜維「“北伐” “北伐” “北伐” と」

諸葛亮 後・出師表を読む劉禅<臣、鞠躬尽瘁して 死して後やまん 北伐の成否に至りては 臣 予見せざるところなり>
諸葛亮「大都督の曹休が石亭で大敗したため 魏は壊滅状態 国中が乱れ全軍は恐れをなし 今こそ北伐に出る好機です」
劉禅「先頃 子竜将軍が亡くなり軍の柱を失った 朕は将軍の死が不吉な前兆かと不安なのだ」
諸葛亮「ご心配には及びません 天文を見ますに南が明るく 北斗が暗いのです 魏を討つ兆しかと」
劉禅「相父 ひとつ聞くが腹を立てないでくれ」
諸葛亮「お話しください」
劉禅「蜀の建国以来 魏軍が攻めてきたことはないが、相父は何度も魏を攻めた 出兵していなければ、蜀・魏・呉はいがみ合わなかったのでは?」
諸葛亮「失礼ですが陛下はおいくつですか?」
劉禅「朕は17だ」
諸葛亮「陛下はまだまだお若い 蜀魏呉の3国で最も若い君主です 人生にはまだ先があります 陛下は私の年をご存じですか?」
劉禅「相父は50くらいであろう」
諸葛亮「52です 目先のことだけ考えれば魏を討伐する必要はなく 毎日朝廷を行き来して平安な日々をすごせます 国中の要害で20年は安泰でしょう しかし20年後曹魏は必ず挙兵し蜀を攻めます その頃にはとうに私は死んでおり 陛下は御年37歳です」
劉禅「そうなのか?」
諸葛亮「片隅にある国は長くは存続できません 侵攻するか滅びるかです 再び北伐を行いたいのは、私が生きているうちに中原をとり 天下を平定したいため 達成の暁には千秋の大業が成し遂げられますぞ」
劉禅「分かった だが相父 上奏文にこう書いてある “北伐の成否に至りては 臣 予見せざるところなり”と 負けるかもしれぬのに推し進めるのか?」
諸葛亮「座して死を待つよりは北伐すべきと思われます」

西暦228年陳倉の戦い
諸葛亮「城を守っているのは郝昭(かくしょう)だな」
魏延「いかにも大軍にかこまれても投降しません すでに10回以上も退けられました」
中略
諸葛亮「郝昭がいる限り陳倉攻略は難しいな」
魏延「私が自ら軍を率いて城を攻めます」
諸葛亮「そなたは中軍の長 重要な任がある 今はそなたの出番ではない」
姜維「こんな城に10日も足止めを食らっています 丞相このまま膠着状態が続けば曹魏に有利となります」
兵「申し上げます 丞相 魏の援軍が五十里に陣を築いています」
諸葛亮「将軍は誰だ?」
兵「曹真です」
諸葛亮「司馬懿ではなかったか 曹叡は実に愚かだ 曹氏一族ばかり重用する 司馬懿を切り捨てたか」
曹叡「我が軍はどう迎撃します?」
諸葛亮「郝昭がいる限り陳倉は攻め難い だが曹真が来てやりやすくなった 伯約」
姜維「はっ」
諸葛亮「呉は偽降の計で曹休に大勝した そなたも同じ計で曹真を欺いてみよ」
姜維「丞相 私は心配です 曹休の前例があり曹真も騙されないかと」
諸葛亮「敵の裏をかくには慣例を破ることだ 曹休の前例があるからこそ曹真は油断する 同じ計を用いればかえって容易に成功する それに加え前回の北伐で司馬懿が大功をたて曹真は焦っている 今回やつは私を討ちに来た 勝利を求める気持ちは司馬懿より盛んなはずだ」
姜維「承知しました 偽降の書簡をすぐ書きます」

策に嵌った曹真
姜維「私は蜀の将・姜維だ 丞相の策に引っ掛かったな 馬から下り投降しろ」


魏延「曹真は取り逃がしました」
諸葛亮「曹真を討つ為にめぐらした計だったが、功を奏さず残念だ 将軍たちは陣に戻り1日よく休まれよ 明日 南へ引き返す」
魏延「南?大勝を治めたというのになぜ引き返すのです?」
諸葛亮「仕方がないのだ 20日以上攻めても陳倉を落とせていない しかも糧道が塞がれ漢中の兵糧がはこべない 兵糧はあと5日しかない 撤退せねば兵糧が尽きて軍が危うくなる」

蜀が撤退し始めたと知った曹真が追撃を決意
陳倉の郝昭
王双「虎威将軍 王双が拝謁します 」
郝昭「何用だ?」
王双「共に蜀軍を追撃されよとの 大都督の命です」
郝昭「どの大都督だ?」
王双「曹真殿です」
郝昭「断る 命は受けない」
王双「何ですと?」
郝昭「朝廷からの命は陳倉の堅守だ 軽々しく城内の兵は貸せぬ」
王双は曹真がら預かった兵符を郝昭に見せる
王双「ご覧ください 天子が授けられた兵符です これは天子のご命 命に背くなら私が斬らずとも曹真殿に殺されますぞ よくお考えを そなたが従う司馬懿殿は洛陽におられ、今軍を率いてるのは曹真殿ですぞ」
郝昭「兵符を置いていけば半数を貸す」
王双「なんと?」
郝昭「他にも方法があるぞ 」
王双「それは?」
郝昭「私を斬れ」
王双「分かりました 半分の兵をお貸しください」


魏延「丞相 」
諸葛亮「私への不満を口にするとはそなたも大したものだ 前回の北伐を蒸し返すな 口が過ぎるぞ」
魏延「お怒りとあらば罰を受けますが、歯痒いのです」
諸葛亮「申せ」
魏延「30万の大軍で陳倉ごときで遮られるとは、無念です 私に大任を任せると仰せでしたが その大任とは撤退させることですか?」
諸葛亮「撤退したくないなら5万の精兵で曹真の追撃を待ち受けよ」
魏延「来なければ?」
諸葛亮「私が降格しよう もし追撃が来て敗れれば?」
魏延「軍法でお裁きを」
諸葛亮「よかろう 言っておくぞ曹真の息子曹爽が5万の精兵で…」
魏延「伏兵を配備します」と諸葛亮の言葉を遮って出て行く魏延
諸葛亮「伯約 5万の精兵を預けるゆえ陳倉を攻めよ」

曹爽「父上 父上 蜀軍の待ち伏せに遭い敗れました」
曹真「曹爽よ辛い目に遭わせたな 王双は?どうした?」
曹爽「同じく待ち伏せに遭い魏延に殺されました 十数万の兵馬も失ったそうです」
曹真「終わりだ すべて終わった 陛下に合わせる顔がない」
曹爽「父上陳倉に撤退しましょう 陳倉は堅城です」
曹真「爽よ 陳倉が健在だと思うか?」
兵「大都督!蜀軍は我が軍旗を振って城門を破り陳倉は陥落 郝昭殿は自決しました」
曹真「これで十分だ すべて終わりだ 蜀軍の糧道は開かれた 我が軍もこれまでだ」

大都督を司馬懿に譲る上奏をし、病気を装い何とか死を逃れようと考えた曹真は怪我をした息子を使者にする
曹爽「陛下におかれましては どうか父を罷免なさり後任には司馬懿を」

89話
郭淮軍 陣営
大都督に就任した司馬懿が到着
軍紀の乱れた魏軍 そのため副都督の郭淮を斬首しようとする司馬懿
郭淮の助命を願う将軍たち
司馬懿「よく聞け 軍紀が乱れれば戦わずして崩れる 逃亡兵1人につき1人斬る 士卒が逃げたら伍長を斬る 伍長が逃げたら什長を 什長が逃げたら校尉を斬る 校尉が逃げたら将軍を斬る 将軍が逃げたら司馬懿自ら首をはね朝廷に謝罪する」
将軍一同「承知しました」
郭淮は棒たたき40回となる


諸葛亮「一見すると陣営も兵の動きも何も変わらぬままだが大都督が変わったことはまさに一目瞭然だ」
魏延「陳倉は我が手中にあり糧道も開きました 司馬懿など恐れるに…」
諸葛亮「見くびるでない 司馬懿は兵法に通じ策略に富む 最も手強い相手だ」
魏延「司馬懿がそんな有能とはとても私には思えませんな 空城の計に引っ掛かった男ですぞ」
諸葛亮「司馬懿の方策を教えてやろう やつは攻撃は不得意だが守りは得意 城を守らせれば天下一だ 一方我々は魏軍が防御に徹するのを避けたい 長引けば我々に不利で敵には有利だ 我らが城を1つずつ攻めては50年かけても洛陽は落とせない これで分かったか 戦わないことが司馬懿の策略なのだ 愚者に見えるが相当な智謀の持ち主だぞ 」
魏延「失礼しました では丞相 対抗策は?」
諸葛亮「司馬懿を消さぬ限り中原には入れん 司馬懿を何とか誘き出すしかない 
姜維!隴西の各城の魏軍の守備は?」
姜維「隴西の15城のうち武都と陰平の守備が甘いようです」
諸葛亮「魏延 この2つを落とせるか?」
魏延「小城の2つなど簡単に落とせます」
諸葛亮「よし 陥落させるのは容易いだろうが、どうすればよいか分かっておるな」
魏延「包囲しても落とさず 陥落もさせず、魏の援軍を待ちます」


魏延「魏軍の敗退です」
諸葛亮「 そなたの成果は?」
魏延「孫礼が兵3千で援軍に来た為2千以上を斬りました 孫礼を捕らえようとした時、副都督の郭淮が現れ阻まれました 援軍に援軍が来るとは思いませんでした」
諸葛亮「司馬懿には狙いを見透かされたか」
魏延「どういうことでしょう?」
諸葛亮「武都と陰平でそなたに敵の援軍を攻撃させたがこのように浅はかな計略は初戦の将でも見抜ける 司馬懿なら見破って当然だ 今回援軍を出さねば、今後回りの数十の城を我が軍が攻撃したら城を差し出して投降してきただろう」
姜維「援軍は見せかけだと?」
諸葛亮「司馬懿は援軍を派遣してさらに副都督を出した 前者は見せかけの援軍 他の城を意識したもので
後者は誠の援軍だ されども司馬懿が自ら大軍を率いて援護することはない」
姜維「狡猾なやつですね」
諸葛亮「大物の餌にしか飛びつかない」
魏延「誰を餌にするおつもりで?」
諸葛亮「私だ」
姜維「何ですと?」
諸葛亮「司馬懿は私の首が欲しいはず 魏延、すぐに陣に戻り出陣の準備をしろ 姜維、明日5千の兵を率い武都の民を慰問に行く」
姜維「危険すぎます」
魏延「司馬懿が本腰で来たら援護が間に合いません」
諸葛亮「分かっておる 人の生死は天命だ 準備を始めよ」
姜維「承知しました」


張郃「先頃 諸葛亮は武都を餌として使い 今回は自ら餌になったと」
司馬懿「大胆不敵な輩だ 腹を括ったか 真に感服させられる」
ひらめいた司馬懿は机をたたく
司馬懿「私が引っ掛からなければ、やつは自ら掘った穴に入ることになる 知恵者はその賢さゆえに過ちを犯す」
張郃「なるほど、我々は諸葛亮を追わず逆に蜀の軍営を襲うのですね」
司馬懿「さすがは将軍だ 瞬時に真意を突いたな 軍営にある兵糧は命より大事なもの 我が軍が虚を突いて焼き払えば、諸葛亮の蜀軍は崩壊する」
張郃「こたびは私にお任せください」


剣閣道に誘い込まれた張郃
姜維「張郃 そなたは高齢だ 聞いてやる投降せぬのか?」
槍を姜維に向かって投げる張郃
姜維「矢を放て!」

司馬懿「私はこの数十年釣りの名人を自認してきたが、諸葛亮の餌に掛かるとは… こんな釣り方があるか?
餌は武都に鈎針は陣営にあった」
「大都督 張郃将軍の体には37本の矢が刺さっていました」
張郃の死に涙する将軍たち
司馬懿「なぜ泣く?張将軍は死んだが、軍の士気は蘇った 知っておるか?張将軍の2万の兵で逃げた者は1人もいない これは我が軍の勝利だ 鉄のごとき士気 蜀軍など恐れぬぞ 司馬昭 私の馬の皮を剥ぎ張将軍の亡骸を包め 全軍で張将軍を見送る」
司馬昭「承知しました」


曹真「司馬懿は張郃を死なせ2万も兵馬を失ったか 2万とは多すぎる」中略
曹真「司馬懿め 仲達 貴様も敗軍の将にすぎんぞ 曹爽!即刻上奏文を書き陛下にお持ちしろ」
曹爽「司馬懿の糾弾を?」
曹真「それだけでは済まさぬ 大都督の座も奪回する」


曹叡「曹真に復職を命ず 平西大都督として隴西軍を指揮せよ」
曹爽「承知しました 陛下 司馬懿の処遇は?」
曹叡「そちの意見は?」
曹爽「司馬懿は敵を恐れ戦を避け兵を失いました やはり処刑すべきかと」
曹叡「そなたの父も同罪だぞ 勅命である 司馬懿を平西副都督に任ずる 曹真と協力せよ 過去は忘れ共に戦え」

曹叡の勅命を受ける司馬懿
司馬懿「苦労を重ねて数十万の兵の心を束ねて魏の国防を固めたが、朝廷の信頼は得られなかった」
司馬昭「父上 曹真の副都督になるなど大いなる恥辱です また陥れられますぞ」
司馬懿「これ以上どう陥れるというのだ?」
司馬昭「例えば父上と諸葛亮が戦場で戦っている時背後から不意打ちを掛けるやも」
司馬懿「私はどうしたらいいと思う?」
司馬昭「ここを離れては?曹真は雍涼から来ますから父上は雍涼に行くのです やつはまたはまた敗戦して更迭されます」

「大都督 お残りください」兵たち「大都督行かないでください」
司馬懿「もう大都督ではない」
「仲達殿しか諸葛亮を食い止めることは出来ません もし貴殿が去られたら軍の結束は崩れます 
朝廷がどうあれ 我々には貴殿が大都督です 永久に忠誠を」
司馬懿「皆ありがとう 感謝する 私は去らぬぞ 留まる」

by jiyong-xg | 2011-11-02 21:44 | 三国志Three Kingdoms