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「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡視聴終了♪①

「三国志Three Kingdoms」7部危急存亡95話最終回まで視聴終了♪
文字数制限の為①~⑥に分けてあります。7部の感想は⑥に書いてあります。
以下自分のメモ的なもの(84話~86話)ネタバレしてます。


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84話
張昭「あの日魏の使者を鼎に入れなければ、蜀に恨みを買っていましたぞ」
孫権「蜀が恨まなければ魏の恨みを買うだけだ 魏が蜀討伐に失敗した今報復に来るやもしれん」
張昭「心配は無用です 今回蜀に貸しが出来ました 曹丕が攻めてきましたら蜀に援軍を頼むことができます」
孫権「ここ数年余は戦をするにも講和するにも国力で判断してきた 自国が強大になってこそ他国は手を貸す気にもなる 子瑜!
諸葛瑾が頷く
孫権「荊州の陸遜と上蔡の朱垣に伝えよ 全軍の調練を強化して曹丕の攻撃に備えよと」
諸葛瑾「承知しました」


曹魏 洛陽
呉の討伐で自ら出陣を決める曹丕
司馬懿「呉を討つのはどうかおやめください」
曹丕「なぜだ」
司馬懿「蜀討伐の敗因が孫権にあるのならば、我らが呉を討てば諸葛亮は援護します 思いますに蜀と呉の連盟に亀裂を入れない限り、呉 蜀討伐に勝算はございません」
曹丕「ならばどうする?」
司馬懿「先王を見習われて兵力増強と屯田に費やせば、10年後魏は強国になります その内に呉と蜀に亀裂が生じ、諸葛亮が荊州を取るか、孫権が益州を取るでしょう 陛下はその機に乗じて双方を攻め落とすのです」
曹丕「朕はすでに40に手が届く 10年も待てぬ もしも呉と蜀に亀裂が生じず 逆に手を組んで攻めてきたらどうする気だ?呉を討つことは決めたのだ 絶対に覆さぬ 司馬懿そちを罰しないが余計な口を挟むな 屋敷に帰れ これから朕は軍議を開く」
司馬懿「承知しました」


司馬昭「父上あんなことを 言えば墓穴を掘るだけですぞ」
司馬懿「言っておかねば後で責められる」
司馬昭「つまり呉討伐は失敗すると?」
司馬懿「間違いない」
司馬昭「なぜ出です」
司馬懿「陛下が功を焦るにはかつての劉備と同じだ 孫権と陸遜の才に曹真や曹休ではかなわぬ さらに諸葛亮だ 陛下が呉を攻めれば蜀は長安を攻めるだろう 勝敗は見えている どのみち怒りを買うのならば、先に謝っておいた方が要らぬ勘繰りをされずに済む」
司馬昭「事が起きる前に謝り後の災いを避けようと?さすがは父上」
諸葛亮「お前も見ただろう 私を重用せず曹氏一族を従えてのご出兵だ」

西暦223年濡須口の戦い 
司馬懿の予想通り曹丕が出陣すると蜀の趙雲が陽平関を出て長安を急襲した また呉の陸遜も出陣して魏軍を広陵で破り曹丕は手痛い敗北を喫し命からがら逃げ帰った

洛陽宮
血を吐く曹丕
曹丕「仲達 ここに来い」
司馬懿「滅相もない」
曹丕「来るのだ」
司馬懿「はい」
曹丕「見ての通りだ 朕は13歳で肺病を患って以来完治せぬままだ 即位してからますますひどくなった」
司馬懿「陛下がご病気だとは…」
曹丕「このことは誰も知らぬ 父王ですら知らなかった もし父王が私は長くないと知っていたら後継者にしたと思うか?」
司馬懿「仰せの通りです」
曹丕「仲達 これで分かったな なぜ朕が呉討伐を急ぐか」
司馬懿「はい」
曹丕「では申してみよ」
司馬懿「陛下はお命のあるうちに大業を成したいのです」
曹丕「その通りだ 仲達 あの時そちの忠言を聞いていればこんな敗北は…されど朕もこうするしか仕方なかったのだ」
司馬懿「なぜ私に呉を討たせないのですか?陛下のために戦場で功を立てたく思います」
曹丕「もちろん用いるとも 父王も言われた 本当だ そちだけが諸葛亮と渡り合えると 仲達 朕は聞きたいことがある そちが軍権を握ったら誰が抑えられる?(軍権を握ったそなたを誰が抑える?)」
司馬懿「分かりました 私は永遠に軍権を握りませぬ 」
曹丕「入れ」
華歆「陛下」
曹丕「読め!」
華歆「司馬懿 忠を尽くすこと25年 政を補佐し 知勇は軍を抜き よくその労の耐えた 
よってこれに驃騎大将軍の職を与え 大将軍・曹真 大司馬・曹休と共に魏の軍政を執るよう命ず 以上」
司馬懿「ありがとうございます」
曹丕「仲達 仲達よ 息子の曹叡をよろしく頼む 補佐してやってくれ」
司馬懿「承知しました」
曹丕「頼むぞ」
司馬懿「かしこまりました」
曹丕「朕は疲れた 下がれ 」
華歆「陛下」
西暦226年 文帝曹丕 崩御
魏帝 曹丕の在位はわずか7年 功なす間もなく40歳で崩御した

司馬懿邸
静姝「旦那様 羹です 羹をお持ちしました」
返事をしない司馬懿
静姝「どうなさいました?」
司馬懿「死んだ」
静姝「どなたが?」
司馬懿「そのたの主だ」
静姝「私の主は旦那様です」
司馬懿「私の主でもあった」
静姝「陛下が?」
司馬懿「そうだ」
静姝「陛下は… まだ40歳では?」
司馬懿「さよう 40歳で崩御された 私は50過ぎてやっと軍権を得たというのに 静姝よ そちの主は素晴らしい天子であった 口惜しくてたまらぬ 天に召されてはこの私であってもどうしようもできぬ」

曹叡(字 元仲)即位

嬉しそうな顔で帰ってくる司馬懿
司馬昭「父上 何かよいことが?」
司馬懿「分かるか?いかんな 顔に出ているか それは困る」
司馬昭「何でしょうは?」
司馬懿「閉めよ」
司馬昭「閉めるんだ」門が閉められる
司馬昭「父上何事です?」
司馬懿「魚が龍となり海から天に昇る気分だ 都にいれば遅かれ早かれ殺されるところが曹真と曹休が私を雍雍涼に追い払ってくれた やつらは知らぬのだ それを私が望んでいたことを よいか 雍涼は辺境とはいえ魏の要の地だ 諸葛亮が侵攻すれば私の好機になろう」


諸葛亮 出師の表
「先帝 大業半ばにして中道で崩殂せり 今天下三分し益州は疲弊す これ誠に危急存亡の時 然れども侍衛の臣 内に怠らず 忠志の士、身を外に忘るるは 先帝の殊遇をおもい 陛下に報いんと欲すため 
臣は元は無官の身で南陽に躬耕し 乱世に全うせんと 諸侯に仕官を求めず 先帝 臣の卑しさを厭わず
自ら枉屈し 臣を草廬に三顧し 諮るに当世の事を以てす 是により感激し 先帝がために奔走す 
後傾覆に値い 任を敗軍の際に受け 命を危難の間に奉ずじて はや二十一年を経る 
先帝は臣が謹慎なるを知り 崩御の際 大事を託さる 臣命を受けて以来夙夜憂歎し 託付の効あらず
先帝の明を傷つくを恐る 
今や南方 すでに定まり 甲兵すでに足る まさに三軍を率い 北のかた 中原を平定し 奸凶を取り除くことに務め 漢室を興復し 旧都に帰還すべし 
願わくは 臣に託すに 討賊興復以てし 効あらざる時は臣の罪を先帝に告げよ 
臣 恩を受けて感激にたえず 表に臨みて涙落ち 言ふ所を知らず」
劉禅「命を下す 諸葛亮に平北大都督として 丞相 益州牧 武郷侯を兼任させる 魏に進軍せよ」
「承知しました」

南方を平定した諸葛亮は劉備の遺言である漢室の再興を目指し、軍を起こして祁山へ出陣 ここに第1次北伐を開始した 蜀の始動に天下は震撼することとなる

85話
馬謖「丞相 魏が動きました 夏侯楙が平西大都督となり西涼兵と出陣しました」
諸葛亮「あの者はただの青二才だ 恐るるに足りぬ」
馬謖「もう1つ司馬懿が洛陽を追われ 雍涼の大都督に着任しました」
諸葛亮「何だと?雍涼は長安を守る為の要 曹叡が我らの計略に気づいたか?」
馬謖「違うでしょう もしそうなら雍涼の兵を増やすはずです しかし兵の数は8千と変わっておりません」
諸葛亮「司馬懿の兵法は巧みだ やつ1人で10万の大軍に値する」
馬謖「どうしますか?」
諸葛亮「殺すのだ」
馬謖「刺客を?」
諸葛亮「流言を利用すれば 直接手を下さずとも人は殺せる 曹休らと司馬懿は不仲だな?」
馬謖「はい それゆえ辺境に退けたのです」



司馬懿「司馬懿が陛下に拝謁致します」
曹叡「司馬懿 募兵したと聞いたぞ」
司馬懿「事実です」
曹叡「兵の数は?」
司馬懿「3万と2百に」
曹叡「何だと!朕は許しておらぬ」
司馬懿「陛下 私は雍涼を任されましたが来てみると 兵は少なく 将たちは貧弱 これでは祁山より来る諸葛亮を阻めぬと思い至り 雍涼を失うよりはと兵を募り応戦しようと考えました」
曹叡「なぜ上奏せぬ?」
司馬懿「私も悩みました 上奏しても許されないかもしれず 許されるとしても3ヵ月はかかるかと思います 一刻を争う事態のため、先に兵を募り後ほどご報告をと 何とぞご容赦を」
曹休「言い訳は見苦しいぞ 応戦のためと言うが 斜谷道を進む諸葛亮を迎え討ってはおらぬではないか?」
司馬懿「曹休殿 斜谷道の進軍は罠です 本隊は祁山から長安を目指します 」
曹休「もし祁山を通らなければいかがする?」
司馬懿「斬首の刑に」
曹休「洛陽まで聞えておるぞ そなたが崤函の要害を頼みに王になる気だと」
司馬懿「陛下 これぞ諸葛亮の離間の計です 私は先帝のご遺言を受け命を賭して尽くす覚悟 二心などございません 陛下どうぞご賢察を」
司馬昭「陛下 父の忠心は本物でございます 先ほども逃げるように勧めた私に刀を抜いて怒り、“逃げるならお前の首を斬り陛下に謝罪する”と」
曹叡「司馬懿 先帝や太祖との旧交に免じて死罪だけは許してつかわす だが官職は剥奪する 郷里に戻り 朕の許しがあるまで決して出るな」
司馬懿「承知しました」
曹叡「軍の指揮権は曹休へ 曹休よ そちに雍涼の守備を命じる」
曹休「謹んでお受けいたします」

故郷へむかう司馬懿と司馬昭
司馬昭「父上ご命の通り故郷で余生を?」
司馬懿「何が悪い?生まれた場所で死ぬのだぞ 平穏な晩年などそうは得られぬ」
司馬昭「数十年の苦労が水の泡に」
司馬懿「命があっての物種だ」


曹叡「曹真が諸葛亮の策に陥り兵の大半を失った しかも王朗は陣前で罵られ憤死したらしい 今我が軍は敗北の一途だ 朝廷も混乱している 鐘大傅よ 華歆が朕の出陣を上奏してきた」
鐘大傅「恐れながら陛下にお伺いします 天子たる陛下は諸葛亮に勝つ自信がおありですか?」
曹叡「恐らく勝てぬだろう」
鐘大傅「ご自身のことをよくご存じでおられる それでこそ名君です ただ臣下のことはよくお分かりでありません」
曹叡「何のことだ?」
鐘大傅「天子たる者は宮中を掌握するのが務めです 中でも人心掌握が肝要 特に国防を任せるに足る人物は知っておかねば」
曹叡「誰がよい」
鐘大傅「一族の命に懸けてある者を推挙します その者を用いれば諸葛亮をも打ち破れます 」
曹叡「誰だ?」
鐘大傅「魏の3君に仕えた元老であり 曹真・曹叡を恐れぬ諸葛亮が唯一恐れる人物 それゆえ離艦の計を用いその者を追放させたのです その後諸葛亮は一気に進軍しています」
曹叡「司馬懿のことを言っておるのか?」
鐘大傅「さようです 朝廷にいる者に中でただ司馬懿だけが諸葛亮の祁山進軍を予見いたしました 雍涼兵を増強したのも諸葛亮に抗するためです」
曹叡「朕は讒言を信じ 司馬懿を罪人に…なぜ退けてしまったのか」

司馬懿は琴を奏でている
司馬師「父上 夏侯は負けて捕らえられ曹真は兵も領地も失いました 咸陽要地はほぼ諸葛亮の手に 父上 朝廷は遷都せざるを得ないのでは?」
答えない司馬懿
司馬師「陛下が諫言を信じ奸臣を用いたため 曹一族は負け続けております このままでは魏は長く持たず 必ずや滅びますぞ それでも上奏されないのですか?何をお考えなのです?」
司馬懿「これは何の曲だ」
司馬師「“知友”の故事の“高山流水”父上は知友をお待ちなのですね ですが陛下は父上のことを疑っておられ 天敵と思っておられます」
司馬懿「天敵は往々にして知友となり得る なぜなら天敵も知友も互いのことを深く知っておる 林の棗はどうだ?」
司馬師「恐らく熟しているかと」
司馬懿「食したい 取ってきてくれ」
司馬師「父上は詔をお待ちなのですか?」
司馬昭「父上 詔を持った使者が参りました」
司馬懿「誰が来た?」
司馬昭「丞相の華歆です」

華歆「皇帝陛下の詔である ゆえなき罪を司馬懿に負わすは朕の誤りなり 敵が魏を攻め朝廷は苦境にあり 苦難を払い 国を守れる者は司馬懿の他なし 朕は司馬懿を驃騎大将軍に任ず また平西大都督とし 中原の兵の統率権を委ぬ ただちに軍を率いて出陣し敵を向かえ討て」
司馬懿「承知いたしました」
華歆「仲達よ 鐘大傅が一族53人の命を懸けて推挙されたのだぞ 私も一族47人の命を懸けてそなたを請合った 合わせたら何人になる?ちょうど100人分の命だ」
司馬懿「華丞相 私は油断ならぬ者といわれ 自分の一族を危うくした身100人の命など預かれぬ」
華歆「仲達よ そう責めてくれるな 誠に申し訳なかった 」
司馬懿「戦況緊迫の折ここで失礼する “司馬懿は宛城の将軍府に行き任に就く”と急ぎ陛下に」


86話
申儀「仲達 また重用されたようだな 私も嬉しいぞ だが功を成した後、また貶められたらどうする?」
司馬懿「ありえるな 私とて生身の人間だ 首は惜しいさ」
申儀「それでも出陣を?」
司馬懿「欲深なのだ 知っておろう 私は功を立て大業を成したい 一日中心がうずき夢の中でも諸葛亮と戦っている」
申儀「仲達よ 魏の存亡はそなた次第だ 今そなたには2つの選択肢がある」
司馬懿「聞こう」
申儀「1つは自ら兵を擁し、天子が捕まるのを傍観する 魏が滅びるのを見極めて自ら王位に就き軍を指揮して天下を争う そして覇業を成すのだ」
司馬懿「待て 天子が捕まるだと?」
うなずく申儀
司馬懿「2つ目は?」
申儀「2つ目は天子を助けて朝廷を守り、蜀と戦い忠勇を尽くす 功をなした後またしても曹一族に貶められて策にはまり 迫害を受ける」
司馬懿「2つ目を選ぶ」
申儀「誠か?」
司馬懿「それで手土産の手柄とは?」
申儀「よかろう では教えてやる 孟達が寝返った まもなく新城の大軍12万を率い洛陽で天子を捕捉して諸葛亮に渡す 新城は洛陽まで遠くない 孟達は造作なく事を運ぶことが出来るぞ」
司馬懿「なぜそのことを?」
申儀「孟達の参謀 李輔は私の旧友で、孟達が諸葛亮に宛てた密書の写しをくれたのだ」
密書の写しを司馬懿に渡す申儀
司馬懿「孟達が洛陽を取り諸葛亮が長安を落とせば、そなたの言う通り曹氏の魏は必ずや滅びる」
申儀「仲達 洛陽に兵を急派して天子を救うのだ」
司馬懿「もう間に合わぬ」
申儀「ではどうする?」
司馬懿「方法は1つ 朝廷に知らせず 孟達を油断させる その間に私が騎兵を率い新城へ急行し孟達を捕らえる」
申儀「天子を餌にして賊を討ち 功を立てる気か?」


孟達を捕らえ首を取った司馬懿
曹叡「聞け  ここに申儀を冀州刺史とし 宛城侯に封ずる 」
申儀「ありがとうございます」
曹叡「剣を」
曹叡「仲達 洛陽と長安の軍権を預ける 全兵馬を率い諸葛亮を迎え討て 今後はいかなる機密も事後報告とし そなたの判断で行動せよ」
剣を受け取る司馬懿「仰せの通りに」


諸葛亮 陣営
兵「司馬懿が大都督となり 中原の魏軍を掌握しました」
兵「報告します 丞相大変です 謀反を察知した司馬懿が孟達を斬り 孟達の兵は投降しました。」
兵「敵は張郃に先鋒に任じ48万の大軍で西へ進軍中です」
諸葛亮「秘密が漏れた上に孟達の対応も遅く災いを大きくした 司馬懿は知略に長けた用兵の達人 まさに我が大敵だ 皆考えてみよ 司馬懿が進軍した後どこを攻め取るか?」
ため息をつく諸葛亮
諸葛亮「街亭だ 我が糧道を断つ気でいる 将軍たち 誰が軍を率いて街亭を守る?」
馬謖「丞相 私にお任せを」
諸葛亮「幼常 街亭は小さいが重要な場所だ 失えば我が軍は窮地に陥る」
馬謖「この首を懸けても守ると軍令状を立てます」
諸葛亮「城がない街亭は攻めやすく 守り難い」
馬謖「私は幼少より兵法を諳んじ、長年先生から教えを賜りました。これしきの任務など…」
諸葛亮「司馬懿の才は曹操に劣らず、張郃は名将だ そなたでは太刀打ちできまい」
馬謖「司馬懿や張郃おろか曹操が出てきても平気です 丞相 お任せを」
答えない諸葛亮をみて跪く馬謖
馬謖「我が馬氏一族は皆 漢の忠心 入蜀の戦で多くの者が亡くなりました 丞相 私も戦に身を投じたいのです 先祖の慰める機会をお与えください」
趙雲「丞相 国への厚い忠義ゆえです お許しになられては?」
諸葛亮「よかろう 2万5千の精鋭を与え 勇将を副将として付ける」
馬謖「感謝致します」
諸葛亮「王平」
王平(字 子均)「はい」
諸葛亮「そなたを副将に任ず 馬謖を補佐し街亭を守れ 」
王平「承知しました」
諸葛亮「王平よ 馬謖は知者でそなたは用心深い 2人で助け合い功を立てよ よいか 街亭に着いたら五叉路に陣を布き、魏軍を通すでない 設営の呉は地形の図面をすぐ届けよ 2人で一ヶ月守り抜けば長安を取る第一の功となろう」
馬謖・王平「承知しました」出発する2人
不安な諸葛亮
諸葛亮「高翔 街亭の北東に列柳城という城がある 兵一万を率いて駐屯し、街亭に危急の事態あらば助けに行け」
高翔「はい」
諸葛亮「魏延 そなたも兵馬を率い後詰めに当たれ 難があらば対処は任せる」
魏延「丞相 私は先鋒将軍です なぜ長安を攻めさせず加勢など命ずるのです?」
諸葛亮「街亭の後ろに何がある? 陽平関だ 街亭が我が軍の喉元ならば、陽平関は漢中の喉元だ 北伐の鍵となる場所を軽視してはならん 一ヶ月陽平関を守ればその勲功は馬謖より上だ 後日長安を取る際はそなたに大軍を任せる」
魏延「承知しました」
諸葛亮「子竜 まだ不安なのだ」
趙雲「丞相 なぜそれほどご心配なのです?共に戦って20余年かような姿は初めてです」
諸葛亮「司馬懿との戦は未経験だ 向こうは人の影に隠れ私は日なたを歩いてきた 司馬懿は私を知り尽くしているが、私は相手のことをよく知らぬ 子竜 鄧谷を攻めてくれ 敵に遭遇したら戦うか否かは判断に任せる 司馬懿に脅威を与えるのが目的だ」
趙雲「承知しました」

兵「申し上げます 王将軍の使者です」
諸葛亮「書簡は?」
兵「将軍が描いた絵図です」
諸葛亮「すぐ見せよ」
絵図をみた諸葛亮「これは… あの愚か者め 我が軍を窮地に陥れた」
姜維(字 伯約)「どうしました?」
諸葛亮「馬謖は山の上に陣を敷いて布いて高みより敵を撃破する気でいる 王平が描いた絵図を見よ この山は川から遠い 敵に囲まれ水源を断たれたら2日と持たんぞ 」
姜維「馬謖に代わり私が守ります 」
諸葛亮「もう手遅れだ 街亭まで三百里以上ある ただちに軍令を伝えよ 関興と張苞は兵3千ずつで武功の小道へゆけ 敵に遭っても牽制するに留め 陽平関向かい魏延と合流せよ 張翼は剣閣道を修繕して全軍の撤退に備えよ 子竜はただちに帰還させよ 今のままでは危険だ」
姜維「承知しました」
諸葛亮「まて 復唱せよ」
復唱する姜維
諸葛亮「よし行け!」
姜維「丞相 それほど深刻なのですか? ここで撤退すれば北伐は成し得ません」
諸葛亮「事態はもっと悪化する 兵馬が無事に戻れることだけを今は願うだけだ ただちに出立しろ」
姜維「承知しました」
諸葛亮「陛下 私の目は節穴です 大きな過ちを犯しました」


諸葛亮「伯約よ 申せ」
姜維「ご懸念の通りでした 司馬懿は15万の兵を3つに分けました 張郃が街亭 徐晃が陽平関 司馬昭が趙雲 激戦中で勝敗は不明です」


西城で撤退の為の兵糧を回収している諸葛亮
司馬懿の率いる魏軍が20里まで迫っていると知る
諸葛亮「命令だ 旗をすべて隠し城門を空けるのだ 民を装った兵に道を掃かせ 落ち着いて大声も出すな 背けば斬る」
姜維「丞相」
諸葛亮「私の琴は?」
姜維「與車に」
諸葛亮「すぐ取って来い」

by jiyong-xg | 2011-11-02 21:35 | 三国志Three Kingdoms