韓ドラ「赤と黒」視聴終了しました。

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韓国ドラマ「赤と黒」原題:나쁜남자(悪い男) 全17話
監督→イ・ヒョンミン
脚本→イ・ドヨン、キム・ジェウン、キム・ソンヒ
キャスト
キム・ナムギル→シム・ゴヌク役 スタントマン
ハン・ガイン→ムン・ジェイン役 ヘシン会長夫人が経営するギャラリーのアートコンサルタント
キム・ジェウク→ホン・テソン役 ヘシングループ・ホン会長の次男 
オ・ヨンス→ホン・テラ役 ヘシングループ・ホン会長の長女
チョン・ソミン→ホン・モネ役 ヘシングループ総帥、ホン会長の次女
チョン・ウィガプ→ホン・テギュン役 ヘシングループ総帥、ホン会長の長男 
チョン・クッカン→ホン・ジョンス役 ヘシングループ会長
キム・ヘオク→シン・ミョンウォン役 ヘシングループ会長夫人
キム・ミンソ→チェ・ソニョン役 ホン・テソンの元恋人
キム・ウンス→クァク班長役 東部警察署のベテラン刑事
チ・フ→イ・ボム刑事役 東部警察署の新人刑事
シム・ウンギョン→ムン・ウォニン役 ムン・ジェインの妹。
豊原功補→龍先生役 日本人のガラス工芸作家
第1話あらすじ
巨大財閥ヘシングループの会長夫人が運営するギャラリーでアートコンサルタントとして働くムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、出張先の済州島でグループの次女ホン・モネ(チョン・ソミン)の誕生パーティーが当地で開かれることを知る。さらに、会長の次男のホン・テソン(キム・ジェウク)が参加するとの噂を聞き、ジェインは独身の御曹司に興味を持つ。一方、済州島でクルージングを楽しむモネと姉のテラ(オ・ヨンス)、その娘ソダムの前に突如、スカイダイビングを行うスタントマン、シム・ゴヌク(キム・ナムギル)が舞い降りる。その日の午後、ホテルでゴヌクを見かけたソダムは、ゴヌクを追いかけ屋上までついていき迷子になる。テラはゴヌクを誘拐犯だと勘違いし、彼に平手を食らわす。対照的にモネはゴヌクに心惹かれてゆく。(HPより)






그들에게서 모든 걸 뺏을 수만 있다면
난 기꺼이 악마이길 선택한다.
신이 그들의 편이라면... 악마는 나의 편이다.
난 아무것도 두렵지 않다...
  
彼らから何もかも奪えるなら
俺は喜んで…悪魔になる
神が彼らの味方なら 悪魔は俺の味方だ
俺に恐れるものはない
 

面白いと話題だったのに主演の2人が苦手という理由で
なんとなく避けていた韓ドラ「善徳女王」をようやく見たのは去年の春こと。
ピダムに激オチで、ピダムを演じたキム・ナムギルという俳優にかなり興味を持ったのけれど、
ピダムへの熱を持ったまま「赤と黒」を見たくなくて何となく時間を置こうと思った私。
年を越してようやく「赤と黒」を見る気持になり視聴しました。
やはり時間をあけて良かった。
新鮮な気持ちで「赤と黒」の世界を堪能できました。
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悪い男なのかもしれないと思いつつもゴヌクに惹かれていく女たちの気持ちが納得できるほど、
キム・ナムギルのゴヌクが魅力的だった。
色っぽくて子供っぽくて
可愛くて憎らしくて
優しくて非情で
両極の魅力が同居している。
ゴヌクから目が離せなかった。
復讐に身を投じるゴヌクの姿の悲しさに胸が震えてしまった。
キム・ナムギルじゃなければ このドラマに夢中になれなかったかもしれない。

最後までみてもガラスの仮面を手に入れることが日本である必然性をあまり感じなかったし
(と言っても通常の日本ロケありのドラマよりかなり丁寧さを感じているので否定はしないです。)、
最後の方はツッコミたい箇所もあったりして
すべてにおいてパーフェクトに満足している訳じゃないけど、
私はこの切ない復讐劇に魅了されました。

☆5(満点は☆5)

最終回は嫌いと言う方も多いみたいですが、私は納得してます。
復讐劇の虚しさよりも
社会の抱える悲しさを感じました。
虚しい感じが苦手な方にはお勧めしません


以下ネタバレで簡単な感想。



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「戦闘機のパイロットが時々海を空だと思って突進し事故を起こす。錯覚を起こしたら死につながる。」
「それよくあるの?」
「スカイダイビングでバーディゴ現象が起こる事はほとんどない。落ち着いて飛んでください」

「刑事を20年やって分かりました。 怒りや憤り。それを捨てれば 世の中楽に生きられます。人に向けた怒りは必ず自分に返ってくる。 だから忘れて許すことです。」
「許せ?自分の過ちに気づいてもいない奴らを…許せ?」
「チェ・テソンさん,彼女の声を聞き間違えていました。『助けて』ではなく『止めて』だった。『どうか止めてください…私の弟を。大切なゴヌクを…。テソンという子をどうか止めてください。お願いだから』と。
岩に卵を投げつける<以卵投石>。卵は割れ岩にその痕は残る。だけど雨が降ればその痕は流れてしまう。何も残らない。何事もなかったかのように岩はそのまま平然としている。…それが世の中です。」

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<ガラスの仮面 を箱から出す龍>
これをつけたら彼女の見ていた世の中が見えるだろうか。

<ゴヌクに語る龍>
恋をしている人の目には自分が愛している人しか見えない。
その人の世界には、自分が愛したその人しか存在しないんだ。
仮面すら結局は愛した人だけを見つめてたんだ。

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愛する人の目で見る世界はどんなだろう?
ジェイン 昔 こんなことを考えた。
他人の目で世界を見たら どう見えるか。
ジェイン 元気か?
絶対幸せになるんだぞ。
幸せな目で俺の世界を見てくれたら
俺もきっと笑顔になれる。
(これから俺の代わりに、 俺の世界を見てくれないか? )

夜は 辺り一面真っ暗闇で どこが空で どこが地か
光っているのが明かりなのか 星のなのか 区別がつかない
俺はどこに向かってるんだ?
天国か 地獄か

<ゴヌク どこにいるの? 今あんたが見てる世界は幸せなの?>

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本心・本性を隠して繕う人たち。
一人の中で善と悪が同時進行。
ゴヌクの復讐故に
仮面を取らざるを得ない人もいれば、
自ら仮面を外す人
仮面をかぶり続ける人
それに仮面をかぶることになった人もいたのが面白いと思った。

最後の最後シン夫人から自分の本当の名前を聞かされゴヌク。
結局は自分のしたことが自分に跳ね返ってしまったゴヌクのその虚しさを思うと涙が止まらない。


何度も出てきたこのセリフが頭の中に何度も浮かんでくる。
나는 세 개의 이름이 있다.
부모님이 불러준 이름 최태성.
해신 그룹이 강요한 이름, 홍태성.
그리고 .어쩔 수 없이 내가 선택한 이름. 심건욱.
누가 나를 불러줄까? 어떤 이름으로…
ジェインに名前を呼んでもらえて少しは救われたと思ったのに…
あのラストにやりきれない思いがあふれてくる。
<以卵投石>って言った刑事の言葉を思い出す。
無常感が残る。
世の中には優しさも愛も溢れてるけど、
非情さや虚しさも溢れてる現実が悲しくなった。
でもこの虚しさを考えることこそが大切なんだろう。
ちょっとだけも世の中に優しい人になろう と思った。



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そういえばこのドラマの原題は「나쁜남자(悪い男)」
納得できない思いを抱えさせたまま消えてしまった悪い男。
最後の最後まで本当に愛おしい나쁜남자。
悪い男…そう思って納得するしかないね(涙)




冒頭のスカイダイビングシーンから
一瞬で物事が危険に転じることはすでに表現されていているんですよね。
それに仮面のもつイメージも全体的に効果的に使われているし
だからなかなかうまくまとまっている と最終回を見て感じたんです。
「善徳女王」を見るまでキム・ナムギルssiもまったく興味もなく
入隊が急に決まってドラマの撮影がバタバタした俳優さんがいたことは記憶の片隅にありましたが、
それがキム・ナムギルssiだったこと思い出せず視聴したので、
短縮したという先入観が無かったのがよかったのかもしれません。
調べすぎたり、知りすぎて視聴する弊害も実感しているので、
最近は最小限の情報収集を心がけてます。




最後に一言
私キム・ナムギルの声が好きなの♪
セリフの言い方がいいのよ~(爆)
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by jiyong-xg | 2013-03-02 01:00 | 赤と黒 | Comments(2)

Commented by moonlight-yuca at 2013-03-08 19:31
ジヨンさん~、ナムギルと聞いたらコメしなくっちゃね(笑)

自分が何を欲しいのかわからなくなって、暗闇に取り残されてしまったゴヌクのことを考えるといつも涙が出ます。
哀しい屈折をしてしまった男でした。
ピダムと似ているようで、全く違う男だったわよね~

おっしゃる通り声がいい。
ゴヌクは、低いが温かい声でしゃべり、いきなり胸をつかまれるような美しい笑顔の持ち主。
流れるような、体全体にまとわりつくようなあの低い不思議な声、ささやくような話し方。
あの声はとても優しく響くけれども、逆に彼の心を隠している。
どんな女にも酷薄さを入り混じらせながら優しいけれども、誰にも心を開かない男。そんな風に感じました。
誰も彼の心を掴むことができないゆえ、だからこそ追い求めてしまう、そんな男。
「誰も信じるな」と言いながら、誰かを信じたがっていた男。

このドラマを見るたびに、ジェインが嫌いになる私です・・・
Commented by jiyong-xg at 2013-03-08 21:45
yucaさん こんばんは(^^♪
「赤と黒」を見て、やはりキム・ナムギルは良い!と思いました。
決して自分的には好みの容姿ではないのですが、とても惹かれる俳優さんです。
彼が表現したゴヌクの悲しさに心を痛めながら見つめてしまいました。
そしてあの声に あの話し方に ドキドキしてしまいました(爆)


<ピダムと似ているようで、全く違う男だったわよね>
これは本当に同感です!!
ピダムはギュッと抱きしめたくなったけど、
ゴヌクは…
そうだなぁ~背中合わせにただずっと座っていたいです。
この説明で分かっていただけるかしらん?(笑)

<このドラマを見るたびに、ジェインが嫌いになる私です>
いつもなら嫌いになりそうなキャラなのですが、
欲が多いけれど悪くもなりきれてない感じが私は意外に好きなのです。
ジェインの狡さみたいなものが、
復讐に向かうゴヌクには実はちょっとした救いだったようにも感じたし…

ピダム熱を大切にしながらもおさまるのを待っているうちに、
キム・ナムギルssiは兵役を終えていたので、ある意味ハマった時期がラッキーでした。
これからいろいろな姿を見せてくれることを願っています。


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