中国ドラマ「ブルースりー伝説」 視聴終了♪

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「ブルースリー伝説」 原題「李小龙传奇」
STAFF
脚本→キアン・リンシン、ザン・ジャンガン
監督→リー・ウェンキ
製作総指揮→シャノン・リー
制作→中国中央電視台 2008年 全30話(中国版は50話)

CAST
陳国坤(ダニー・チャン)→リー・シャオロン(ブルース・リー)役
于承惠(ユー・チェンウェイ)→イー・ウェン役 ブルースの師匠
マイケル・ラング→リンダ役 ブルースの妻
邊瀟瀟(ビアン・シャオ・シャオ)→チン・シャオマン役 香港時代のガールフレンド
ワン・ラオヤン→シャオ・ルーハイ役 シャオロンの父の友人。アメリカでの小龍を見守る 
ガイ・クー→グレース役 シャオロンの母役
ジョウ・ジョウ→リー・ハイチュアン役 シャオロンの父
チェン・ユウ→ワン・リーチャオ役 ヤクザ
刘冬→木村武之 役 弟子
李渊→黄皮小子 役
宁理→伊诺山度 役

「ブルース・リー伝説」アクションシーンは多いですが、李小龍の人生を描いた人間ドラマです。
実娘シャノン・リーが製作総指揮しているせいなのか?綺麗に書きすぎかなと思う部分も無きにしも非ずです。日本人からすると?(笑)な部分があり、ツッコミどころもかなりあります(笑)
しかも全50話を30話に編集したものなので所々かなり話が飛びます。
こんな要素があってもなかなかの面白さです♪
アメリカでの中国人の差別、中国武術の伝統を破るブルースへの同胞の冷たい視線、新しい道を切り開く彼の戦いには、考えさせられることも多いです。
哲学を学んだ彼の言葉はかなり深いです。
武術家として天才で努力家、しかも頭がよく魅力的で純粋。ブルースに魅了された人々が思い込んだら一直線のブルースに巻き込まれながらも上手にサポートしている姿がなんとも感動的でした。

そしてブルース・リーを演じた陳国坤の熱演・なりきりぶりがすばらしいです♪
まあでもブルース・リーのファンじゃないから思い入れがないのでそう思うのかもしれませんけど…。
見終わった後本家のブルースの映画が見たくなります。
そう思ってことはこのドラマはドラマとして成功してるって事ですよね~♪

<>の中は映画を見た後に追記しました。
<このドラマを見た後に「燃えよドラゴン」と「ドラゴンへの道」をみてしましました。
なぜこんなに人気があり伝説なのかがよく分かりました。ブルース・リーはすごい!
ブルーレイの「燃えよドラゴン」には関係者のインタビューなど4時間ほどの特典映像があったのですが、それを見る限りではドラマ「ブルースリー伝説」は、実際にあったエピソードをドラマとして面白くなるように脚色している部分フィクションの部分もかなりあるようですね。
映画を見て思ったのは、ブルースを演じた陳国坤(ダニー・チャン)がある意味すごいということ。かなりのプレッシャーの中でのあのなりきりぶりにホント感心するわ。>



やっぱり見てみる!って大切ですね。
思いがけずいいドラマとの出会いがあるとうれしいです。
「ブルースリー伝説」はブルース・リー入門編としてもお勧めですし、ドラマとしてもなかなか面白いです。
☆4です♪
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以下自分のメモ的なもの。思い切りネタバレです



24話師匠イー・ウェンの怒り
「小龍、前に戻ってから随分たつな。今回は息子も一緒だ。クオハオか立派に育っておる」
「将来私に似てくれるといいんですが」
「まあ気性なら似てもいいな。だがその荒っぽい性格はなあ。」
「ダメですか?」
「その上ひねくれ小僧だった」
「いいじゃないですか。この世に完璧な人間はいるでしょうか?」
「いるはずがなかろう。なんだなぜそんな事を聞く?」
「完璧な人はいない。その理屈は武術界でも同じといえます。完璧な武術などないんですよ。
あるのはより良い武術だけ。我々の拳法をより良いものにするためには他の流派の長所を取り入れるべきでしょう。人間も同じで絶えず自分の弱点に目を向け自ら修正すればより良い自分になれます」
「ではより良く生きるためなら息子が“リー家”の名を捨てるのをお前は許せるのか?」
「ごもっともです。本音を言うと私は毎日矛盾の中で過ごしています。古い垣根を取り払いたいと思いそうしたはずが、新しい垣根にまた閉じ込められたみたいです。師匠にだけはそこを分かっていただきたいです。」
「要するに詠春拳に背をむけジークンドーを創ったことを言っているのか?」
「今の自分の拳法スタイルを何という名で呼ぶかは私にとって重要なことではないんです。肝心なのはどんな考え方で武術の本質を理解するかです。」
「このところわしも自分自身と折り合いがつけられずにいる。お前が独立したのは結局のところ良かったのだとも思える。だが一方でその現実を受け入れられぬ感情もあるのだ。アメリカで己の力だけを頼りに実績を築くのは容易に事ではなかろう。しかし…」
「師匠 おっしゃるとおりです。ですがここで築いた詠春拳の土台があったからこそアメリカでもなんとかやってこられたんです。師匠から受けた恩恵に感謝しています。師匠に私を理解していただきたい。私の勇気やまったく新しい武術界を作るという私の決意をです。新しい武術理念を作るという志をわかってください。私の目的は目新し物を打ち出して目立つことではありません。大切なのは武術界の抱え込んできた弊害に気づくことです。門を閉ざしていることは武術の発展を妨げます。アメリカに行ったころ日本の柔道や空手、韓国のテコンドーはすでに普及していました。でもみんな中国が武術の発祥の地だとすら知らなかったんです。日本や韓国はてはタイの武術までが知られているのにです。
師匠、ほっとけますか?門を閉ざしたのは我々自身我々がまいた種なんです。」
「ではなぜ詠春拳を広めることよりもジークンドーを作り出すことを選んだ?」
「詠春拳を広めるのはたんに一つの拳法を紹介するにすぎません。でも無数の実戦を経て思うようになったんです。アメリカでなすべきことはカンフーのあらゆる優れた点をまとめた拳法を創りだすことだと。私は中国の哲学特に陰陽の理論から武術の本質を見つけました。2つの言葉“防御”“攻撃”です。ジー“防御”クンは“攻撃”ドーはその相反する2つをコントロールする方法です。つまりドーは老子の“道(タオ)”にあたり、これにより武術の無形の理念を理解できます。実際私が生徒たちにカンフーを教える際には自分の考えを示す基礎として詠春拳を使ったのです。だからジークンドーを作ったのは純粋に実戦のためだけです。」
「なあ小龍、今後またこの件で話す必要はあるまい。この世には情と道理が反することがある。わしも理屈ではお前を理解しとるのだ。」
クオハオを抱き上げる師匠
「おじいちゃんだぞ。抱っこしてやろうな。さあ、みんな見てくれ。誰だかわかるか?クオハオだ。
またいい弟子が増えそうだなぁ。あ~こら、じっとせんか。大きくなったらこのジジがカンフーを教えてやろうな。お前も新しい拳法を創ってみるか?パパをやっつけてやれ」
「今日小龍の話を聞いて何を感じた?」と他の弟子に聞く師匠
「理屈では説得力があると思いました。でも一門に背いたのもたしかです」
「感情的に受け入れがたいのだな。そうだろう。わしとてそうだ。だが認めねばならぬこともある。つまり小龍の実力だ。アメリカに渡ってわずか数年でカンフーに新しい世界をもたらしのだ。小龍は武術の稽古に励むだけでなく本質も追求しておる。武術界にはそういう者が必要なのだ。考えてみなさい。なぜ小龍に対して日本人である木村やフィリピン人のイノサントまでが深く心服しておるのか。その上妻はアメリカ人だ。ましてアメリカにはあれだけ大勢の門下生がいるではないか。お前たちなぜかわかるか?これ以後小龍が流派を変えた話はいっさい口にしてはならん。一同にしかとつたえよ。」

「ドラゴン危機一髪」の試写会
「あなたのカンフーは台湾のスター、ワン・ユーに匹敵しますが勝負してみますか?」
「すみませんワンユーを知らないんです。アメリカで彼のカンフー映画を見たことはあります。どれほど強いのかは知りませんが、光栄ですよ。比較してもらえて。ところで今夜は「ドラゴン危機一髪」の試写会です。とっくりと私の演技をご覧ください。」
「リーさん、機会があればワン・ユーと戦ってみたいですか?」
「それはどうかなぁ。私は中国武術を本質を悟る前は他の使い手たちと闘うのが好きでした。アメリカに渡ってさまざまな流派の武術家とも対戦しました。個人的な挑戦も受けましたし公式な試合にも出ました。そう、たとえば空手、柔道、ムエタイ、テコンドー。唯一私が対戦しなかったのは日本の相撲です。それは…体重で足りません(笑)」い
「中国武術と他の武術の違いはなんですか?」
「それはなんとも…。以前の私は闘うことで他人より強いと証明してきました。でも今は強さを証明するための戦いには興味がありません。なぜなら私はもうはっきりと悟ったんです。武術の神髄を。己の実力を誇示する為に誰かと闘う必要なんてない。カンフー映画への出演を通してそれを証明します。これが私の武術に関する考え方です。

「ドラゴンへの道」成功後の記者会見
「リーさんにお聞きします。ローマから戻られた時、脚本・監督を兼ねた今作の興行収入は500万㌦と予想されてましたが、それが現実となった今どんな感想をお持ちですか?」
「そうですね。上手く説明できるといいんですが、たぶん自分で結果を出せると直感的に確信していたんです。私はいろいろな観点から香港のカンフー映画のスタイルを打ち破り、ファンの皆さんにブルース・リー独自の新しい映画を提供したかったんです。今回のシナリオが出来上がった時点でかなり手ごたえを感じていました。そしてローマでの撮影で特に弟子でもあるホフマンが参加してからはさらに自信が深まりました。観客の要望をよく理解してその実現に出来うる限り努力したことそれがこの作品の成功の鍵でしょう。」
「ヒロインのチン・シャオマンさんもすばらしい演技でしたが、監督としてどう思われましたか?」
「観客の皆さんに認められてこれだけの高い人気があること自体がすべてを物語っているでしょう。繰り返す必要がありますか?」
「チン・シャオマンさんに伺います。今回は脚本・監督・主演すべてがリーさんでしたが、それについてどうお感じになりましたか?」
「ブルースは太陽で私はその周りを回る星という感じかしら。その才能と成功は誰の目にも明らかです。どんなコメントをしてもただ余分なだけでしょう」


師匠イー・ウェンの墓の前のブルース
リンダ・木村・イノサントらも墓にやってくる。
花を手向けるリンダにブルースが聞く「なぜここに?」
リンダ「あなたはきっとここにいるだろうと思って。師匠はきっと分かってくださるわ。あなたの心の中の深い悲しみを。だからもう…」
「分かる?何が分かるんだ。撮影があるから時間を作れず葬式に行けなかったことをか?
違う!そんなことじゃない。俺が理解してほしいのは詠春拳に背を向け自分のスタイルを作ったことだ。ジークンドーというスタイルを。師匠は心の奥底で俺を背信者だと思っていたはずだ。誰も俺のことを分からない。兄貴たちも俺をまるで罪人のように思ってるんだ。だが分かってる。理解してもらえない理由は。俺は詠春拳という垣根を壊しつつ、一方で新しい垣根に自分を閉じ込めた。ジークンドーは新しい垣根だ。武術を進歩させる為ならば師匠に背くことになっても構わないそう思っていた。今は罪悪感にとらわれもがき苦しんでいるんだから、どうしようもない。俺は尊敬する師匠が亡くなったことを知らせてももらえなかった。あの晩アリンから電話をもらわなければ俺はまったく知らずにいたんだ。師匠の死を。遺影の前で兄貴たちは話しかけてもこなかった。“葬儀に出ることは許さない”そういう兄貴たちの声が聞こえてきた。一門に背いた俺を裏切り者と無言のうちに非難する心の声が…。だが兄貴たちには分からないだろう。俺のこの苦しみだけは。今日は撮影に没頭しようとした。だが結局何ひとつ満足に成し遂げられなかった。一日中俺の頭にあったのは奈落のような深い穴。そしてじっと俺を見つめる師匠の瞳。失望したような俺を責める師匠の瞳だ。俺は一体どうしたらいいんだ…」
イノサント「ブルース 少し休め。君は疲れている。精神的にも肉体的にももう限界を超えているんだ。この世界に完璧なものはない。だが君は完璧を求めすぎる。何事にも高いレベルを追求しすぎだ。誰も君の求める高さまで登ってはこれない。分かるだろう…哲学を学んだ君には。心身が強く堅固である時は哲学が複雑な問題を単純化してくれる助けとなるかもしれない。だが消耗している時その知識を使うのは困難だ。とにかく休養してほしい。疲れた心と体をゆっくりと休めるんだ」
「どうしろっていうんです。じっと天井を見つめていろとでも言うんですか?ベッドに横たわりボーっとしてろと。」
「休まなければダメだよ。君は混乱している。十分静養すれば自分を取り戻せる」

もう一度病院での検査を進めるリンダ
「やめてくれ。そんなことしたら撮影がストップする。スタッフは俺を待ってるんだぞ。それだけじゃないこの映画の為に多額の資金も動いてるんだ。それなのに病院で寝てろというのか?そんなこと出来るわけがない。バカを言わないでくれ。リンダ頼むやめてくれ病院に連絡するのは…。無理やり悪いところを見つける必要はないじゃないか。どこも悪いとこはないよ。あったとしてもたいしたことはない。頭痛は単に疲れていたせいだよ」


やぜ猿との決闘。
「お前は勝てない。闘えば命を落すぞ。焦りすぎてる。俺に勝たなければと。お前の心がすでに負けているんだ」
「うるさい黙れ。死ぬのが怖くて決闘ができるか 覚悟は出来てる」

「どうだ?スピードは俺の勝ちだ。蹴りも決まったはずだ。
お前も分かったろ。カンフーの習得には終わりがない」
「俺に師匠のような口はきくな!闘え!」

勝者ブルース
「やせ猿。今のカンフーを知りたくないか?教えてやろう。俺が編み出した武術ジークンドーだ」


シャオマンの家でシー社長とブルースとシャオマンで次回作の構想を練る。
体調の不良となり薬をもらい休むブルース。救急車で搬送。駆けつけるリンダ。
横たわるブルースを見たリンダの瞳から涙「ブルース。ほんとに勝手な人ね…」

ブルース・リーの墓 “無限を以って有限となす”と刻まれている。
32年で幕を閉じたブルース・リーの人生は並外れた生命力に満ちた旅だった。
ブルース・リーは2つの新しい領域を切り開き、そしてすばらしい武術と不朽の名作となった映画を後世に残した。それが世界中に真の中国カンフーを知らしめる事となる。映画の中でブルースリーが操る中国カンフーに世界は驚愕した。ブルース・リーの見事な活躍がカンフー映画の新しい時代の扉を開いたと言えよう。我々は信じている。肉体にはその人の魂が宿っていると。死を迎えた時はまた復活の時でもある。なぜなら決して魂は死なないからだ。神よ。どうかブルース・リーの魂を守りたまえ。


「心を空(から)にしろ  形を取り去り 無になれ 水のように
 水はカップに入れたらカップに  瓶に入れたら瓶に ポットに入れたらポットになる
 水は流れ 水はぶつかる でも水なんだ」
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by jiyong-xg | 2011-06-07 00:02 | 華ドラ た~は行 | Comments(2)

Commented by sky at 2011-09-23 04:39 x
私もつい最近「ブルースルー伝説をレンタルで借りてきても見終わった所です。少し安っぽい撮影だと思いましたが主役の俳優さん、本当によく演じているので、結局、本物のブルースリー主演のの何本か見ました。かれは天才です。
Commented by jiyong-xg at 2011-09-24 01:02
skyさん はじめまして(^^)
「ブルースリー伝説」を見た方とお話できるとは、本当に本当に感動です♪ 
確かに多少の安っぽさはありましたね。日本人の着物も変だったし(笑)
私もドラマを見た後本物のブルースリーが気になってすぐに映画を見たので、伝記ドラマとしては成功してるってことですよね。
このドラマの視聴でブルースの映画を見るきっかけにもなったし、ほかにも世界が広がったので、本当に見てよかったと思っています。
こんな地味なブログですが、
また遊びに来てくださったら嬉しいです。(^_-)-☆
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